北朝鮮と言う国は、戦争をちらつかせて外国から支援をもらうと言う瀬戸際外交を続けて来ました。
なので、これまでは北朝鮮が『戦争するぞ』と脅しても、ほとんどの国は『ああ、そうですか』と冷ややかな対応をしている感じでした。
ところが、指導者が金正日から息子の金正恩に変わってから、何か様子がおかしくなりました。
父の正日が指導者だった頃の北朝鮮の瀬戸際外交にはちゃんと後戻りする道が残されていて、絶妙なタイミングで振り上げた拳を下ろすと言う事の繰り返しだったんですが、正恩の政治は後戻りできない瀬戸際まで突っ走ってしまっていて、もう振り上げた拳を下ろすタイミングが無くなって来ている気がします。
海外留学経験もあると言う若い指導者は父の軍事優先の独裁政治を少しは良い方向へ変えるのではないかと言う期待もあったんですが、むしろ父の政治よりも悪くなっていますね。
今日は金正恩の祖父である金日成の誕生日なんだそうです。
北朝鮮に取って重要な日である今日、ミサイルが発射されるのでは無いかとも言われています。
僕たちに何が出来る訳でもありませんが、注意して過ごさなくてはいけませんね。