Groovy Days

2008年7月23日マキシシングル『青空』をリリース!
柳生伸也のblog

テロについて

2013-04-18 08:30:00 | 雑記

先日、ボストンマラソンのゴール付近で2つの爆弾が爆発して3人の方が尊い命を落とされ、170人以上が負傷しました。
亡くなった人のうち、一人は8歳の少年で、負傷した170人のうちの一人はその少年の6歳の妹で、足を切断する重症だそうです。

アメリカ政府は今回の事件をテロと見て、外国人(恐らく中東のイスラム国の人々)への監視を強めたと言うことですけど、本当に今回の事件はそう言う人たちの犯行なんでしょうかね?
圧力鍋を流用して中に爆薬と金属片を詰めて作った粗悪な爆弾が使われたと言う事ですけど、果たしてプロ(?)のテロリストがそんな中途半端な物を使うでしょうか?

また、当初は携帯電話を使ってリモートコントロールする爆弾だと言う情報が流れていましたけど、もしも本当にそう言う爆弾を使っていたのなら、トップの選手がゴールする瞬間に爆破したんじゃないでしょうか?
その方が市民ランナーがゴールする時間なんかよりもよっぽど世界に対するアピールにもなったはずですし。
そもそも、テロリストの犯行であれば、犯行声明があっても良さそうなものですし。
どうもかなり情報が規制されているような気がします。

何はともあれ、僕は世界中で起きる不特定多数の人を無差別に狙って殺傷するこう言う事件が本当に許せないんです。
亡くなった男の子は、お父さんがマラソンを走りきるカッコいい姿を見て、誇らしく幸せな気持ちだったはずなんですけど、その直後に命を落とす事になってしまいました。
そんな理不尽な事が許されて良いはずが無いですよね。

アメリカではかなり頻繁にテロ事件が起きていて、また銃乱射事件も多発しています。
テロと銃乱射、その犯人にどんな意図があって起こされたものであれ、不特定多数の罪の無い人が被害を受けると言う意味ではどちらも全く同じものだと思っています。
どんな崇高な目的があってした事でも、罪の無い人に危害を加えた時点でそんなものは戯言になると思います。

アメリカは中東諸国を悪とみなして理不尽な戦争を仕掛け、その報復に中東諸国がテロを起こす。
その連鎖は双方がその愚かさに気付いて報復を止めない限り続くでしょう。

ともかく、今回の事件でお亡くなりになった方々のご冥福と怪我をされた方々の一日も早い回復を祈ると共に、この世界から憎しみの連鎖の象徴であるテロと戦争が一日も早く無くなる事を願います。