Groovy Days

2008年7月23日マキシシングル『青空』をリリース!
柳生伸也のblog

タイレルP34

2013-02-22 08:30:00 | 雑記

多分、この作品を作り始めたのは去年の6月ごろだったと思います。
当時のブログに『新しいペーパークラフトを作り始めました』と言うような記事を書いた記憶があります。

ある時期は毎日少しずつこつこつと作っていたんですが、色々とやらなくてはならない事が増えてしまって、ついに全く手をつけずに半年以上が経過してしまいました。
タイヤとリアウイングを作れば完成、と言う状態で数ヶ月間放ってあったんです。

ですが、このまま未完成のままで放っておくのは良くないと思って、先日一念発起して作りました。
フロントタイヤは既に作られていたんですが、このモデルはリムとタイヤが別々のパーツで作らなくてはいけなくて、タイヤ一つ作るのにもかなりの時間がかかります。
しかも、これは6つも作らなくてはいけませんし。

その他の部分もかなり良く出来ていて、コックピットの中にはちゃんとステアリングやシフトレバー、アクセルやブレーキもありますし、シートとは別の部品でシートベルトがあって、適度にたわませると本物のようになります。

と、ここまで書いて気付いたんですが、これが何なのかと言う説明が一切ありませんでしたね。

この車は、1976年と77年に実際にF1グランプリで走った『タイレル(ティレル)P34』と言うF1マシンです。
実戦では59回使用されて、優勝1回、ポールポジション1回、ファステストラップ3回と言う記録を残しています。

当時のレギュレーションにはタイヤの数は4つでなくてはならないと言うものは無かったので、こう言う奇抜な車も作れましたし、このP34の他にもフェラーリやマーチ、ウィリアムズなども6輪車を開発しました。
P34以外に実践に投入された車はありませんでしたが・・・。

P34は6輪ですので、ブレーキ性能が非常に高く、コーナーの奥深くでブレーキングできるという特性もあったんですが、前輪の4つのタイヤの径が非常に小さくて特注品でしたので、タイヤメーカーとの開発がとても難しく、76年と77年の2年間しか実戦投入されませんでした。

F1には『走る実験室』と言う異名もあって、そこで培われた技術が市販車に反映されて市販車の性能が高まってきたと言う面が強いんですが、最近のF1は下らないレギュレーションが多すぎて何も面白くないです。
ある一定の基準を満たしさえすれば、それ以上は何をしても構わない、と言う事にしなければ、実験室としてのF1の意味がなくなってしまいますよね。

そう言う意味で、たった2年間しか走らなかった車ですが、初めて見た時にとても強いインパクトを受けた車ですし、今でも輝きを持った車だと思いましたので、今回ペーパークラフトで作ってみる事にしました。

本当にカッコいい車ですよね。