米航空宇宙局(NASA)のレポートによると、地球近傍小惑星「2012 DA14」は2月15日、月よりもはるか近く、静止衛星よりも内側、地球からわずか2万7680kmの距離まで接近する。これほど大きな天体がここまで地球に接近するのは、1990年代に観測を開始してから初めてだという。
地球近傍天体プログラム事務局の発表よると、「2012 DA14」は直径約45メートルの球状の小惑星で、協定世界時間2月15日19時24分(日本時間2月16日4時23分)に、インド洋東部スマトラ沖上空で地球に最接近する。今回の接近について、NASAは「危機一髪」と表現しているが、地球に衝突する恐れはないとしている。
また、今回の接近に伴い、NASAは2月16日から、ディープスペースネットワークのゴールドストーン局のアンテナなどを使って「2012 DA14」の追跡観測を行い、形や地形、軌道などを詳しく調査する予定。
最近知ったニュースなんですが、中々興味深いですね。
もしもそのサイズの小惑星が地球に衝突するなら、きっと大変な事になりますけど、その心配はないと言うことですので、出来ればこの目でその小惑星の姿を見てみたいものです。
でも、2月16日午前4時23分と言う時間を考えると、ちょっと難しいかなと言う気もします。
それに、他の発表によれば、小惑星の明るさは大体7.5等星くらいらしいですので、肉眼で観測するのは難しいでしょうね。
双眼鏡か小型望遠鏡ならできるかもしれませんが・・・。
興味のある方は、16日の早朝、望遠鏡か双眼鏡を用意して、空を眺めてみてください。