10年連続二千円札ゼロ=来年度―日銀発表
時事通信 2月1日(金)21時0分配信
日銀は1日、2013年度の銀行券(お札)発注で二千円札はゼロとすると正式発表した。これにより二千円札は10年連続の製造見送りとなる。
二千円札は00年の九州・沖縄サミット(主要国首脳会議)を記念して発行されたが、利便性の悪さなどで敬遠され、流通量が低下している。
銀行券は、日銀が独立行政法人の国立印刷局に製造を発注している。13年度は一万円札を10億5000万枚とし、全体では前年並みの31億5000万枚を発注する。
二千円札が登場すると言う事になったとき、周りの人の中には『これは便利そうだ』とか『何故今まで無かったんだろう』と言う人もいましたが、僕はその意見には少し疑問を感じていました。
本当に便利なんだろうか、本当に必要なんだろうか、と思っていたんですが、この決定を見るとあまり便利でもなく必要性もほとんど無かった、と言う事ですね。
発行される前に『必要だ』とか『便利だ』と言っていた人に、今の気持ちを聞いてみたいです。
千円札と見間違いやすいと言う事、自動販売機で使えないと言う事が一番の問題でしたね。
それでも当初は、手に入るとその珍しさからちょっと嬉しかった二千円札ですけど、今となっては完全に厄介者扱いをされているような気がします。
もともと、二千円札は小渕さんが何とか自分の業績を作りたくて無理やり発行したものですからね。
九州・沖縄サミットの記念に何か作るなら、記念硬貨でも作れば良かったのに、と思います。
こんな状況ですし、二千円札は『製造見送り』では無く、いっそのこと『今後製造しません』と言ったほうが良いんじゃないでしょうか?