Groovy Days

2008年7月23日マキシシングル『青空』をリリース!
柳生伸也のblog

桐生にて

2012-03-08 11:04:07 | 活動記録

午前3時30分、自宅を出発して休み休み高速道路を走って、横川のサービスエリアに到着したのが午前8時ごろでした。

せっかく横川に来たのだからこれは外せないだろう、と思って、おぎのやの峠の釜飯を食べる事にしました。
900円でした。
横川サービスエリア内には、古い電車のセットが作ってあって、そこで釜飯を食べることができるようにしてありましたので、そこで駅弁気分を味わいつつ釜飯を頂きました。



そこから桐生まで、更にいくつかのサービスエリア・パーキングエリアで休憩をしつつ、桐生市内に入ったのが午前10時ごろでした。

今回の目的地であるFM桐生は、横川SA出発の時点でカーナビに目的地として登録しておいたので、迷うことなくたどり着くことができました。

局内に入ると、僕を番組に招待してくださったパーソナリティーの濱田育代さんがスタジオで番組の準備をされていました。
声をかければ邪魔になるだろうと思って、あちらから声をかけてくるまで待っていようと、出してもらったお茶を飲んで局内を見学していました。

しばらく後、軽く打ち合わせをして番組が始まりました。
濱田さんの番組、『ランチどきっ!』はSimul Radioでインターネットからも聞くことができると言うことでしたので、なるべく多くの方が聞いてくださっていればと思いつつ、話しました。

いつもは自分の番組で好き勝手に話している僕なんですが、他の人の番組にゲストで出演すると言うのは、ちょっと勝手が違いますね。
また、早朝からの長距離ドライブで少し喉が渇いていたので、いつもよりも少しハスキーな声になっていたような気がします。
トークは濱田さんがうまくリードしてくださったので、あまり問題なくできたと思っていますが、実際のところはどうだったのか分かりません。
メッセージを下さった方々、ありがとうございました。
全く初めての街でしたので、どうなることかと思っていましたが、何とかやりきることができました。

予定時間より長くしゃべってしまったんですが、濱田さんは全く問題ないと言ってくださったので、まぁ良かったんでしょう。
聞いてくださった方が楽しんでくれて、番組に少しでも花を添えられていればと思います。

番組終了後は、群馬行き直前に決まった『ベーカリー レンガ』でのライヴのために現地に移動しました。

会場を提供してくださった『ベーカリー レンガ』は、元は製糸工場だったのこぎり屋根の工場をパン屋さんに改装したというお洒落なパン屋さんです。
桐生市は現在、市内に残る明治~大正時代に作られた歴史的な建造物を新しく商店にリニューアルして町おこしを行っているんですが、『ベーカリー レンガ』もそんなお店の一つです。

店内は、採光用の天窓の付いた高い天井の広々とした空間で、柔らかな日差しとパンの香りにあふれる癒しの空間でした。

今回のライヴは、地元で活躍するアーティストの東郷恵児さんの尽力によって実現しました。
彼とは数曲コラボレーションをしましたが、ほとんど(全く?)練習することなくやった曲もありました。
でも、それなりに形にすることができたのは、彼のおかげだと思っています。
音楽を通じて、全く見ず知らずの人でも通じ合うことができると言うのは、本当に良い事ですね。

『ベーカリー レンガ』でのライヴの後は、桐生市内のうなぎ屋さんで食事をご馳走になりました。
そのお店では、桐生市内で北朝鮮拉致被害者を救うための活動をしていらっしゃる『宙のこえの会』の皆さんとお話をしました。

と言うのは、翌日僕は、桐生市中央公民館で開催される、北朝鮮拉致被害者の横田めぐみさんの写真展と『宙のこえの会』の皆さんによるめぐみさんの物語の紙芝居公演、横田めぐみさんのご両親である横田滋さん・早紀江さんご夫妻の講演会の中で、演奏する事になっていましたので、顔合わせとその打ち合わせと言う意味もあって開かれた会でした。

『宙のこえの会』のメンバーの皆さんのお話を聞くにつけ、何か少しでも僕の歌が役に立つならば、明日は一生懸命歌わなければ、と言う思いがどんどん強くなって行きました。

と言うわけで、一日の予定を全て済ませてホテルに入りました。
いろいろなことがあって、多くの方と知り合うことができて、本当に楽しく有意義な一日でした。

楽しい一日ではあったんですが、これで終わったと思った瞬間、それまで気を張っていたからかほとんど感じなかった疲労感が一気に出て、ベッドに倒れこむようにして翌日の朝までぐっすり眠りました。