駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

ネムノキ

2009-06-29 10:54:05 | 里山の花
里山の入り口にある大きなネムノキが、花を咲かせています。
ネムノキはマメ科、熱帯や亜熱帯に広くみられる種なのですが、寒さにも耐えられるため、日本では北海道以外の地方でみられます。
「ネムリノキ」や「ネムタギ」などとの方言がみられるように、夜になると葉は閉じて垂れ下がり、眠ったようになります。

ネムノキは「合歓木」、葉がぴったりとくっつく様子を男女の共寝姿に重ねたよう。
万葉集では紀女郎(きのいらつめ)により、『昼は咲き夜は恋ひ寝(ぬ)る合歓木(ねぶ)の花君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ』と歌われています。(ひ)

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