石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

お金より希望

2009-05-19 11:07:15 | 雑談
状況を一変させるべく、新しいがん治療に賭けてみることにした。「超高濃度ビタミンC点滴」。ちゃんとしたお医者さんが治療する。全国のクリニックで始まっているらしい。臨床実績も良い。但し、保険は利かない。

昨日、市ヶ谷の健康増進クリニックに出かけ、これまでの症状を話した。相手は水上治医学博士。これまでのがんセンターの資料とオラの経過報告を綿密に検討してくれた。

実に明快率直な先生で気持ちが良い。医療はやはりスピリットが大事だ。心に響かない先生と病の闘いを一緒にできない。次回から、さっそく点滴を開始する。予定は30回。できれば、ほぼ毎日。1回3万円。

この大きな希望は、お金には代えられない贈り物である。

帰宅に際して、丸ビルの35階「Mango Tree Tokyo」に寄ってタイ料理を食べた。絶景の夜景。結構な料理。女たちを口説く男たち。満腹の腹をさする妻。妻曰く「きっと完治するから、今日は前夜祭よ」