石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

淡々たる日常

2007-05-23 12:18:18 | 雑談
朝、ご近所で、101歳の老人が亡くなった。音もなくワゴン車が横付けされ、ご遺体を運び去って行った。100歳を越えれば大往生だ。私も去ってゆくワゴン車に手を合わせた。救急車のサイレンも、家族の愁嘆もなく、淡々とことが運ばれていった。

「僕のときも、よろしく頼んだよ」傍らの妻に言った。
「ええ、できれば、粗大ゴミを出す前の晩にお願いね」
淡々たるコメントであった。