ここの自然食品店やその系統のスーパーには欠かせない、量り売り。パッケージされてなくて、客がセルフサービスで好きな量だけ取ればいい仕組みです。パッケージされていない分、値段が安上がりらしいです。「らしい」というのは、実際どのくらい安いのか調べたことがないから。
この量り売り、食べ物ではシリアルからチョコレートやおかき等のお菓子類、お茶の葉、それにパスタなど、多くの種類があります。食べ物以外では、シャンプーやアロエのローション、それに石鹸をその場で欲しい分だけ切って買うこともできます。量り売りで、日常生活に必要な品がほとんど手に入ります。
この量り売り、最初見たときは衛生面が心配でした。スコップが置いてあって、自分で箱を開けて袋に入れていたのですが、例えば、その箱の中につばを吐こうと思えば簡単にできます。客の公衆道徳意識がなければ、量り売りはできないと思いました。ちなみにわたしは、スコップを床に落とした客が、そ知らぬ顔でそれを元の位置に戻したところを、2回目撃したことがあります。神経質に清潔さを心配したくないけれど、わたしはスコップを一度床に落としたとき、ちゃんと店員にまで持って行きました。最近では、衛生の問題を解決した最新式の量り売りの仕組みに、一部はなっているようです。
アメリカでは、19世紀まではほとんどが量り売りだったようです。ところが、19世紀後半に全米規模の市場が出来上がり、大企業化が進んで製品が遠くから運ばれてくるようになると、衛生の問題が表面化。小売レベルでは、店主が量を測定するとき、測定器に密かに親指をのっけて実際の量より重い値段を客に請求する、などということもあったようです。これらの問題にかこつけて、食品会社は製品のパッケージ化を開始。パッケージは、自社の製品を他社と区別し、ブランドの知名度を挙げる道具としても利用されました。つまり、小麦を例に取れば、小麦自体は会社間で差がないから、パッケージで他社の製品と区別しようという魂胆です。その後、1970年代の自然食品運動の中で、食品自体の質だけではなく、会社間で大差がない中身を外のパッケージで区別し、その分値段を上げる、という食品産業のやり方に反発の声が上がり、自然食品店などが量り売りを導入したようです。
わたしは普段、米、みそ、醤油、シャンプーやアロエのローション、それに入浴剤を量り売りで購入しています。どれもオーガニック製品。米以外は器や瓶を家から持参して、自分で欲しい量だけ取っています。わたしは結構「お子ちゃま」なので、こんなことを自分でするのは結構楽しいもの。量り売りのおかげで、ごみの量も大分少なくなっていると思います。
(写真は、ダウンタウンにある自然食品店内の量り売りコーナー。上の段には、玄米から白米まで、いろんな種類のオーガニック米が並んでいます)
この量り売り、食べ物ではシリアルからチョコレートやおかき等のお菓子類、お茶の葉、それにパスタなど、多くの種類があります。食べ物以外では、シャンプーやアロエのローション、それに石鹸をその場で欲しい分だけ切って買うこともできます。量り売りで、日常生活に必要な品がほとんど手に入ります。
この量り売り、最初見たときは衛生面が心配でした。スコップが置いてあって、自分で箱を開けて袋に入れていたのですが、例えば、その箱の中につばを吐こうと思えば簡単にできます。客の公衆道徳意識がなければ、量り売りはできないと思いました。ちなみにわたしは、スコップを床に落とした客が、そ知らぬ顔でそれを元の位置に戻したところを、2回目撃したことがあります。神経質に清潔さを心配したくないけれど、わたしはスコップを一度床に落としたとき、ちゃんと店員にまで持って行きました。最近では、衛生の問題を解決した最新式の量り売りの仕組みに、一部はなっているようです。
アメリカでは、19世紀まではほとんどが量り売りだったようです。ところが、19世紀後半に全米規模の市場が出来上がり、大企業化が進んで製品が遠くから運ばれてくるようになると、衛生の問題が表面化。小売レベルでは、店主が量を測定するとき、測定器に密かに親指をのっけて実際の量より重い値段を客に請求する、などということもあったようです。これらの問題にかこつけて、食品会社は製品のパッケージ化を開始。パッケージは、自社の製品を他社と区別し、ブランドの知名度を挙げる道具としても利用されました。つまり、小麦を例に取れば、小麦自体は会社間で差がないから、パッケージで他社の製品と区別しようという魂胆です。その後、1970年代の自然食品運動の中で、食品自体の質だけではなく、会社間で大差がない中身を外のパッケージで区別し、その分値段を上げる、という食品産業のやり方に反発の声が上がり、自然食品店などが量り売りを導入したようです。
わたしは普段、米、みそ、醤油、シャンプーやアロエのローション、それに入浴剤を量り売りで購入しています。どれもオーガニック製品。米以外は器や瓶を家から持参して、自分で欲しい量だけ取っています。わたしは結構「お子ちゃま」なので、こんなことを自分でするのは結構楽しいもの。量り売りのおかげで、ごみの量も大分少なくなっていると思います。
(写真は、ダウンタウンにある自然食品店内の量り売りコーナー。上の段には、玄米から白米まで、いろんな種類のオーガニック米が並んでいます)
そんなに食べ物の量はいらないんですが、
”少量パック”よりも
”大量パック”のが安くて
悔しい思いをしています。(苦笑)
衛生的な量り売りは良いですね。
しんのすけさんの書かれている通りの様なコトが心配で、
量り売りに手が出せません。
日本にもそういう、
衛生的な量り売りが出来ると良いんですが。