SHINKO の ブログ日誌

今日を大切に生き、明日を信じて未来を語りたい …

うどん学校へ入学

2009-08-16 | Weblog




八月八日、香川県のおうどんの本場 讃岐のうどん学校で、
うどん作りを体験入学してきました。小学5年生のNちゃんの
夏休みの研究課題に うどんの歴史、文化を調べたいとの希望で
私達も一緒に入学して学んできました。 [さぬき」は香川県の
旧国名で、今では うどんの代名詞のようになっています。
うどんを初めて作ったのは郷土生まれの弘法大師(空海)で、
西暦804年に遣唐使として中国に渡り、真言密教を学びました。
その時、持ち返った唐菓子がうどんの源流と伝えられています。
うどん学校は大変な盛況でした。美味しい うどんが自分の手で
出来上がった時は大感激!しました。立派な卒業証書と麺棒も
頂きました。思ったより、材料と道具もシンプルで簡単なので
自宅でも挑戦してみようと思います。さくらさんのソースを
参考にさせて頂きました。


塩、あら塩(漬物用の塩がよい)と
中力小麦粉500グラム(5人分)をボールに用意する。


食塩水210グラム(夏42%)~230グラム(冬46%)を正確に計り、小麦粉の上に 3回くらいにわけて 打ち水をする。


始めは粉を持ち上げるようにして静かに粉と食塩水を合わせる。指を熊手のように広げて粉と食塩水と空気が十分に混ざり合うように


粉を持ち上げては落とすような動作を繰り返す。耳タブの堅さが目安です。






出来上がったら
生地を厚手のビニール袋に入れる。


袋に入れた生地を足のかかとでくるくる回りながら満遍なく踏む。平たくなった生地を団子作りをして更に足踏みする。


団子作りと足踏みを2~3回繰り返す
ビニール袋に団子状の生地を熟成、醗酵さす。夏は30分~1時間、春秋は1時間~2時間、冬は2~3時間


熟成、醗酵の後、
生地を麺台の上にのせる。






厚さを整えるために一度、軽く延ばしてから麺棒に巻いてゆく。


巻いたまま台上を転がしながら体重をかけて巻き延ばしてゆく。90度回転させて再び麺棒に巻き取り打ち粉をする。


生地をまな板の上に屏風たたみにして麺棒を横から抜く


包丁で3~4ミリくらいに切る。包丁は生地の折線に直角にあて、そのまま垂直に切り進む。





切り終わったら両手で麺をさばき、麺についている打ち粉をよく払い落としておく。


大きい鍋にお湯を沸騰させ麺を一度に入れずに、バラバラと落とすように入れてゆく。


強火で浮き上がれば長箸でかきまわす。8~12分で麺に透明度が増して透き通るようになるとザルにすくい出してすぐに水洗いする。


別の熱いつけ汁に薬味、ネギ、おろし生姜を加えて食べる。美味しくできて思わず笑みがこぼれたね!お疲れさま!