空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

未来少年コナン

2013-05-28 15:13:11 | アニメ・特撮

 先日、「孫」のMくんが5歳になりました。Mくん、Hくんの誕生日には、毎回プレゼントを贈っているのですが、昨年から、「私が子供に見せたいアニメ」のDVDをプレゼントしています。これまで、「パンダコパンダ」や「長靴をはいた猫」といった作品をプレゼントしたのですが、今回選んだのが「未来少年コナン」です。

 「コナン」と言えば?と問われると、多くの方は「名探偵」と答えるのではないでしょうか。が、私の中では、「コナン」と言えば「未来少年」なのです。(ちなみに先日、下の娘に突然「コナン」と言えば?と問うたところ、「未来少年」と答えました。さすが我が娘(^-^))

 「未来少年コナン」と聞いて、すぐにピンと来た方は、かなりのアニメ好きだとお見受けします。このブログを見てくださっている方は、うちの道場の関係者や生徒の保護者の方がほとんどだと思いますので、少し解説しますと、「未来少年コナン」は昭和53年に放送されたテレビアニメーションです。今でこそ、「おじゃる丸」や「忍たま乱太郎」等、NHKが制作したアニメが放送されるのは珍しくありませんが、NHKが最初に制作し、放送したテレビアニメが、この「未来少年コナン」なのです。

 「未来少年コナン」は、主人公コナンはじめ、ラナ、ジムシィ、ダイス、モンスリーといった魅力的なキャラクター、最終戦争後の地球での、科学文明か自然との共存かという現在でも色褪せないテーマをもったストーリー、そして何より、「絵が動く」というアニメーション本来の楽しさ(第3話「はじめての仲間」でのコナンとジムシィの「駆けっこ」は必見)が詰まった、素晴らしい作品です。総監督はあの宮崎駿さん。宮崎さんが初めて監督を務めた作品でもあります。後年、宮崎駿監督が制作した「ルパン三世 カリオストロの城」(ちなみに、カリオストロのワンシーンにコナンも登場しています。アニメーターの遊び心ですね)やスタジオジブリの初期作品群の原点、それがこの「未来少年コナン」なのです。

 コナンが放送された当時、私は高校3年生でした。当時私は、高校でアニメーション同好会に所属していました。(まぁ、セル画描いたり、アニメ談義に花を咲かせたり、トランプしたりして遊んでただけですが…)そんな我々の間で、「未来少年コナン」は放送前から話題でした。当時、宮崎駿監督は、一般的には無名でしたが、アニメファンの間では「超一流のアニメーター、演出家」として有名でした。その宮崎さんが演出し、大塚康生さん(大塚さんも、ファンの間では「超一流のアニメーター」として有名でした)が作画監督を務めるという、ファンからすると「夢のゴールデンコンビ」による作品だったからです。放送が始まると、期待どおり、否、期待以上の作品で、私はすっかりはまってしまいました。

 大人になってから、コナンのレーザーディスク(過去の遺物ですね)を全巻そろえ、私の子供たちにも物心つく前から観せていました。(で、「コナン」と言えば「未来少年」と答える子供に育ったわけです。)
 独身時代、結婚して女の子が生まれたら「コナン」のヒロインの名前「ラナ」と名付けよう、と本気で考えていました。(長女が生まれたとき、亡妻の大反対で実現しませんでしたが…(^_^;))

 ちょっと話が脱線しましたが、そんなわけで、Mくんに「未来少年コナン」DVD全7巻をプレゼントしました。5歳児にはちょっと難しいストーリーかな、とも思いましたが、きっといつか「コナン面白い!」と言ってくれ、「コナンと言えば?」「未来少年!」と答える良い子に育ってくれると、固く信じている「空手ジジ」でした。

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私の宝物 「未来少年コナン」のセル画。もちろん、実際の放送に使用された本物です。

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