Naked Heart

その時々の関心事をざっくばらんに語ります

シビリアンコントロールの危機

2007年08月19日 23時40分07秒 | 時事・社会
世間を騒がせた、小池防衛相vs守屋事務次官の話ではありません。
「人事権は大臣が持っている。事務次官も自衛隊員であり、次官はシビリアン
コントロール(文民統制)に服さなければいけない」などという発言が政府関係
者からなされていますが、事務次官はいわゆる「背広組」つまり防衛省官僚の
トップで、「制服組」の自衛隊員ではありませんから、事実誤認です。

元イラク先遣隊長の佐藤正久 参院議員(自民党)が、JNNの取材に対して、
「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の
前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は
(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるの
であれば喜んで裁かれてやろうと」と、独断で「駆けつけ警護」をする考えを
持っていたことを語ったことが、ネット上で波紋を呼んでいます。
というか、TBSのスクープなのですが、大問題であるにも関わらず他のメディア
がなぜか取り上げず、闇に葬られそうな気配です。
件の映像が、You Tubeにアップされていますので、ご存じない方はぜひご覧
ください。そしてどんどん広めましょう。
 http://jp.youtube.com/watch?v=fgP_qqxPRtY