青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

安全保障の混沌化 (下)

2009年10月13日 | 短歌に政治や社会
安全保障とはまた、「自衛」でもある。
「自衛」という事は、「保身、保守」でもあり、それは「敵対行為」でもある。即ち「報復、復讐」へと発展する。

次の事柄は、安全保障との関連から離れているようなことになるかもしれないが、生活保障ということから見ると「安全保障」に関わることだといえる。

先の衆院選で政権交代し、現在補正予算の見直しや来年度予算編成作業に入っているが、「無駄使い削減」のことで混乱している。
槍玉に上がっているのが、「高速道四車線化」や「「新幹線建設」、「ダム建設」に「空港整備」などがある。
その一方で霞みがちなのが、地方の「鉄道やバス路線の赤字対策」である。
これは、他方は「豊かさ、楽しさ、楽(快適さ)」のために予算付けなのに対して、もう一方の方は「切実な生活支援」への予算要望になっている。

同じ安全保障でも、「豊かさ、楽しさ、楽(快適さ)」のためのものと、切実な最低限のための生活保障のためのものとに分かれている。
ここに「安全保障」に対する、我々の混沌化した感覚がある。
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