マウスのスクロール用ローラーが壊れたの続きの掲載である。よほど暇と知識と技術がないと、中々PCおよび周辺機器の分解は行わない物だが、今回は2個一緒に壊れた為、いったい何処が壊れるとこうなるのか原因究明の為に、ASUS EeeBOX付属の無線マウスを分解する事にした。前回にも掲載したが、実を言うと前回一回分解しかけて失敗している。その理由は、分からなかった。
昨日実は、娘の買い物と奥様の買い物(来年のカレンダー:実は毎年会社のお客様のカレンダーを貰って使用していたのだが、今年はまだもらえていない為)で外環の100円ショップダイソーに行った。私は特に用事があったわけではないが・・・。そこで、上記の原因となる物を発見した。夜中に眠たい中で作業していた為、忘れていたがふと思い出した。そのコーナーで・・・。
左:写真の中央の少し左寄りにネジが見える。6画ではあるが星型で、中央にピンが飛び出ており、通常のドライバーではこのネジをはずす事ができない。 右:ダイソーで購入したヘクスロープドライバー穴付き。ダイソーで購入できるぐらいだから、一般化しているとはいえ、私は今回初めて知った。 Made In TAIWANでASUSも台湾のメーカーなので、なにか共通点があるのかも知れない。 |
通常ドライバーつまりねじといえば、プラスかマイナス或いは周りが6画だったと思っていたが、先日マウスの分解の途中で、奇妙なねじを見た事を思い出した。つまり6画は6画だが、正6画形ではなく、星型の6角形で且つ中に特殊な突起が存在したような気がしたネジだった。最初見たときにこのネジは普通のネジではなく、反対側からねじ込まれているものと思っていたが、どうも違うようだ。ダイソーで販売されていると言う事は少なくとも一般化されていると見たほうが良いと考えて、購入する事にした。しかし、2つ問題が発生した。
- 突起があったがどうか正確に覚えていない。
これは、簡単に判断する事ができた。つまり突起対応の精密ヘクスロープドライバー「穴付」であれば、穴なしタイプを兼用できるし、販売されている価格が同じだった。
- サイズが分からない。T5、6、7、8、9,10、15、20と8種類も販売されていた。もうこれは感で行くしかない。多少合わなくてもなんとかなるだろうと思ってT10のサイズに決定した。結果は少し大きすぎたが、無理やりねじ込んで回す事ができた。最も今日再度同じダイソーに行って1サイズ小さいドライバーを買って来たが・・・。このドライバーはなんとMade In TAIWAN、ASUSも台湾ウーン・・・。
※へクスロープとはヘキサゴン(6角形)とロープ(突起)の略。つまり六つの突起のネジ用ドライバーという事。更にこの一般用のヘクスロープドライバーで操作できないように、真ん中に突起をつけたネジを扱う為の「穴付き」バージョンが今回購入したドライバーだ。ウーンまた一つ勉強になったが、日本製では殆ど見受けられない。
と言う事で、無事分解できた。結果スクロール用のローラーの軸が折れている事がわかった。さてこの手の修理にはアローンアルファー系の接着剤が最も有効と思われるが、当家には既に固まった物しかなかった。ということで結局また今日ダイソーに行く事になった。
左:分解したマウス 右:上部のスクロールローラーの左側の軸が折れている。 | ||
左:同上 右:おれたローラーと軸を取り外した所 流石に接着剤では無理かも知れない? |
無事ローラーの軸を接着して修理できたかは別途掲載したい。接着剤次第だが、かなり難しいかも知れない。
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