社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

押入れから5.25インチフロッピーディスクが山の様に出て来た

2014-06-15 20:32:41 | ITについて

先日押し入れを整理していたら、古いダンボール箱が出て来た。どうも20年以上前の引越から、全く開けられずにいた箱の様だ。中を見ると何と5(正確には5と1/4)インチフロッピーディスクだった。しかも大半が往年の名機NEC製のPC9801用のソフトだった。私が最初に務めた会社の古いソフトもあったが、いずれにしても今ではこれらを使う事はできない。

DSC_1123 押入れの中から出来てきた5.25インチフロッピーディスク。今では当家にはこれを読み取れるフロッピーディスク・ドライブがない。もちろん3.5インチもないが・・・。
DSC_1121 当時は雑誌等の付録にもこの5インチフロッピーディスクがそのまま使われていた。いやー懐かしい物が出て来た。これはアスキーの書籍だが、かなり参考にさせてもらった記憶がある。そうC言語で私もプログラミングを書いていたからだが。仕事ではCとASMが主力だった懐かしい時代だ。

私が、仕事でこのNEC製のパソコンを購入した当時、外部記憶装置としては、この5インチFDが主流であり、未だHDD(ハードディスク)等も出ていなかった。インクリボンを使ったドットマトリックスプリンターとCRT(モニター)と合わせると初期投資で100万円を超えた記憶があり、秋葉原で購入した。その後もこのパーソナルコンピュータには多額のお金が掛かる訳ではあるが、特にパソコン、ソフトが無ければタダの箱との言葉通り、必要なソフトを購入する度に多額となった。もちろんNECのPC9801向けのソフトが圧倒的に多かった為に当時はこの機種が圧倒的なシェアを誇っていた。

そのソフトだが、この外部記憶装置の媒体で供給されていた。それ以前にはIBMの8インチフロッピーディスクがあり、それが、5インチフロッピーディスクへ、そして3.5インチフロッピーディスクへと移り変わり、そして今では無くなった。ようだ。たまに市の職員でFDの話は聞くが、そもそも最近供給されるノートブックやディスクトップタイプでもFDドライブが付いた物が殆ど無くなった。

ここ数年、会社ではこのFDを使った記憶がない。もちろん使ったにしても3.5インチタイプであり、今回押し入れから出て来た5インチタイプなどではない。ドライブそのものが今ではないからだ。懐かしいと同時にIT業界の移り変わりを改めて噛み締めた。

今更だが、来年の定年を前にすると、このFDも私の歴史の一部の様な機がしてきた。懐かしい。がしかし今では役に立たない。残念だが・・・。


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