ミニノートPCの最新激安価格(ヤマダ電機)で、変り種と言うか予告はされていた富士通の新しいミニPCが登場した。このPCの目的と言うかターゲットはおそらく、以前SONYのVAIOが目指していた物に限りなく近いような気がするが、チョットだけ違いが、ある気がする。
つまり昨年のミニPCの傾向を受けて、色々考えたのだろうと思われる所が随所に見られるからである。価格も然り、キーボードやバッテリー駆動時間や、画面の解像度とその大きさにかなりの技術を追求した事を伺い知る事ができる。もちろん今までのSONYや東芝の戦略より圧倒的低価格で、ユーザーの求めそうなニーズ(技術的要求と価格のバランス)を見事に実現してはいると思う。
日本では工人舎と言うベンチャー企業が始めたミニPC市場とその価格と仕様も、うまく取り込み昨年のミニPC市場をマーケティングして作ったPCと思うが、日本最強の端末と思われる携帯電話とミニPC市場との間をどううめるか?めざす所はなにか?
つまり、このニーズに対しての答えがわからない。と言うのは結果が全てを表すと思うが、携帯電話と携帯端末とミニPCとの狭間でどういう結果が出るかにかかっていると思うが・・・。
SONYのVAIOと異なり、価格は破格に安い。ヤマダ電機の店頭価格は79,800円でポイントを含むと63,840円と言う昔のイメージからはかなりのおとく感が出ている。最もヤマダ電機のチラシでは、84,800円でポイント13%(73,776円)で掲載されていたが・・・。
実際にお店に行って見ないと価格は分からないし、ネゴが成立する場合もあるが、買う意思がない為、最低限どのくらいにまで下がるのかは、この富士通のPCは検証できていない。
最も、SONYのVAIOの過去の例を挙げるまでもなく、とにかく安いのは確かであり、富士通がこのATOMの小型PCを出した事で、ほぼ最後のPCの登場と言う事になるのかも知れない。私的予想であるが、余りこのPCは売れないと予測している。つまりニーズが余りなさそうであるからでもあるが・・・。
携帯電話にフルキーボードを接続すると殆どの事ができると個人的には思っており、この5.6インチワイド液晶の意味する所がわからない。
結果がすべてあることから、様子を見守るだけでもあるが、一方で富士通のチャレンジには拍手を送りたい。
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