ここのところ、中華Android端末に熱中している。将来の夢も含めて、復活さしたEKEN M002をいじりまわしていると、ある程度この機種の限界が見えてきた。この機種の限界とは、ハードの限界だ。つまりOSを入れ替えたり、アプリを入れ替えたりその他ソフトでのチューニングをしても越えられない限界だ。具体的な事を言うと、予めわかっていた事も含め
- CPUの遅さからくるパフォーマンスの限界
- 主メモリの少なさからくるパフォーマンスの限界
- 補助記憶(SSD)の容量不足
- 周辺ハードの限界(バッテリー、サウンド、グラフィック関連、液晶の色)
最初から、上記の1と2は覚悟しており、3はSDカードで逃げる事を考えていたし、最後となる、重要なのが実は上記の4だった。つまり重要なのは1と2だったと言う事になるが、実はこれは予想外に私にとっては、十分耐えられる物だった。アプリの起動やブラウザーの起動、レスポンス等全部含めて・・・。特にCFWを導入してこのレスポンスは明らかに改善され、今ではこのレスポンスは十分と考えている。
問題は実は想定外の所にあった。つまり、いくらなんでも、こんなのはできて当たり前と言う所が実は問題となった。これが上記で4を上げた理由だ。これは具体的には何かと言うと
- グラフィック処理での発色がきれいではない??? -> 要は写真を自然に表示できない -> フォトフレームの代わりにもならない
- サウンド出力で、ノイズが発生 -> 音楽プレーヤーの代わりにもならない
- サスペンド機能がない -> 電池の持ちが少ないのはわかるが、この機能がなければ意味がない。使いたい時に使う最後の手段がなくなった。
と言う事だ。これも上記の3を除けば案外誰もが、できて当たり前と言う前提をしているのではないかと思う?しかしこれがあまり問題とならないのは元々この端末で写真や音楽プレーヤーの機能を試すという発想が無いのではないか?私もiPod Touchでさえも、メインはブラウザーであり、音楽プレーヤーとして使っていない。もちろiPod Touchは音楽や写真やはては動画さえもきれいに再生できる。つまり当たり前の製品では当然あたりまえの事はできてあたりまえと言う事だが・・・。もちろんauのAndroid携帯IS01も当然チェックする必要もない。つまりこの販売している所からは、当然な事は当然としてできると言う事だが・・・。この辺はAndroid端末の未来と言うより、メーカー(販売する所がどこか)?これがカギを握っているのだろう。
と言う事で、この中国の製品で、どうしてもこの新しい分野の将来性を確認する為に、実際に使ってみたい。その為には今最も人気のある、中華Android端末のiRobotで試すのが一番だろう。と考えた。次々に新しい中華Android端末が姿を現してくる中で考えると、今しかない。
一方先日、会社の別の方から、このiRobotのヘルプを受けた。私の端末も日本語入力ができる様にして欲しいと・・・。この方の話を聞いた事と中華Android端末の比較(iRobotとEKEN M002)でiRobotを操作した感想から、ふと疑問が生じて来た。
- 上海のブランド物のコピー製品を扱っている商店街(私の何回か行った事があるが・・・)で、2台買う事で、安くしてもらった。約700元。しかし翌日?には600元で販売していたらしい。つまり7,680円(一元=12.8円で計算)。これは確かに安いが、いくら上海で、値切ったとは言えiRobotがこんなに販売されているのだろうか?
- iRobotのビデオや写真を見ているが、どうも今回のiRobotのデザインがおかしい。液晶の周辺の枠が大きい。そして実際に触った感じが、EKEN M002つまり私が使っている中華Android端末と変わらない。今となってはカスタムファームウェアを導入したEKEN M002の方が圧倒的に早いと感じる。
と言う事で、上記の疑問の解消と、私のiRobotへの興味を満たす為に、会社の方からiRobotを借りて、夏休みに遊び倒す事にした。さて結果はどうなるのだろうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます