社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

ボールペン型ビデオカメラを衝動買いした

2010-09-03 07:37:17 | ITについて

また面白いPCを見つけた。その名も激安ネットブック風PDA Choi PASO AK-PCAP1に続き、パソコン工房で見つけた二つ目の面白グッヅの紹介だ。こちらは、衝動買いをしてしまった。最近、コンパクトなデジカメ(CANON IXY L4が使いやすい)に凝っている為、通販等で紹介されているこの手の商品に初めて手を出した。もちろん画質や音質等期待もせず、おもちゃとしての購入だ。しかしある意味コンパクトさと言う点とデジカメらしくないと言う点では、究極の商品だろう。

しかし余りにも、それらしくて何とも言えない所がある。そうペン型ビデオカメラ(動画、静止画、音声)だ。広告での価格はおおよそ1万円前後だったと頭にあった。これが、なんと2,980円で販売されていた。ウーン余りにも安い。思わず欲しいと思った。この手の商品を遊びで試すには最適な価格と思った。

CCF20100902_00000 CCF20100902_00001

一方で、いざ購入する事を考えた時に、頭にふと浮かんだ。この様な商品(超小型な為に、液晶がない)の最大の問題点は???そう、激安価格から予想される画質等の問題ではないだろう。と・・・。取りたい写真や動画を取る為のファインダーが無いし、撮った時にそれが撮れたか?その目安や確認する手段がない。つまりバクチ的に撮るしかない商品と言う事になる。実際に再生してみないとその結果はわからない。と言うこの商品の最大の欠点にすぐたどり着いた。

しかし、それも考えた上で、購入した。これは新たな試みとして試すべきだと・・・。おそらく多くの方が、これについて既に試されているだろうが・・・・。

実はフィルムカメラを使っていた場合の、ファインダーが有った点を除けば、同じ事が言える。この光学ファインダーが撮影できる画面と100%イコールと言う事は別にして、撮影する為のガイドになっていた事は事実だ。しかし実際に撮影した画像は見てみなければ、わからない。と言う点では、このペン型のビデオカメラでも同じだろう。むしろ、どうなるかわからない為、余分に多くの写真や動画を撮影しておけば良いだろう。また何回も試せば、このペン型の特徴を活かす事ができるだろう。

と言う事で、このペン型ビデオカメラを、実際に使って見た。

1 基本仕様 動画:1280×960HD動画、マイクロSDHC16GB対応、リチウムイオンバッテリーで約60分撮影、AVI形式
写真:1600×1200つまり約190万画素のJPEG
音声:WAV形式
スペック上は、これで十分と言う気がするが、問題はこのスペックを十分引き出しているか?これが問題だろう。
2 形状 確かに小さい。普通のボールペンなどに比べると、大きいし、重いが、シャツの胸ポケットに毎日入れておいても問題ない。
※携帯を胸ポケットに同時に入れたら、ちょっと重いかも知れない。
3 操作性 なんせ、ボタンが頭に一つしかない為、最初は操作に戸惑ったが、これは完全に慣れの問題だ。1日に数回試したら直ぐ操作できるようになった。シンプルで逆にわかりやすい。
操作モード等がLEDで表示される為、このLEDの表示が暗い所では目立つかも知れない。
4 写真 190万画素ならそれなりの画質となりそうだが、残念ながら期待はずれ。写真は画素数ではない事を再認識した。
10年以上前の120万画素のデジカメにも遥かに及ばない。おそらくデジカメ初期の30万画素にもかなわないだろう。
この製品はCCDではなく、CMOSを使っていると予想されるが、この弱点がもろに出た形だ。そう暗い所にめっぽう弱い。この暗いレベルが問題だが、この製品が動画を主にしている事から、写真に関してはおまけと見て良い。
5 動画 動画に関しては、余り私が知らないので評価しようがない。写真よりはまともに写せていると思う。この値段を考えると妥当な画質と考える。多少暗くても、ノイズが多いがマアー何とか写せている。
この評価をする為には、コンパクトデジカメで一回動画を試してみるつもりだ。
6 音声 これは、あくまで付録だ。専用のICレコーダーにはかなわない。仕方がない。マイクの性能等に期待をしてはいけない。

1日使ってみた結論は、

いつでも使える超コンパクトデジカメとしては、明るい外での撮影や室内の明るい所なら何とか撮影できるが、それでも写真としては使用できない。最も私がこの用途に求めるのは、写真としてきれいに写る事ではなく、見た人がわかる程の画質であれば良いので、もう少しこの商品を使ってみるしかない。

この製品の主たる機能はやはり動画だろうと思うが、これの使い道については私には今の所わからない。

実際に撮影した写真を掲載するが、ブログ用と言っていいのかわからないが、低解像度として使うなら、これで十分な画質と言える。この製品の写真画像の解像度:1600×1200を、以下に掲載した240×140で置き換えて評価すると、これ専用のデジカメとしては十分な画質となる。

PICT0127 会社からの帰宅途中のJR電車内の撮影。
240×140ドット
これぐらいに縮小して表示するとかなり綺麗で、これで十分だろう。
PICT0127 上記を400×300ドットに拡大。
上記も左記の写真もWeb用画像と考えれば、これで十分だろう。おそらくこの左記の解像度がこのペン型カメラの限界だろう。
と言う事で、最初に掲載した。
室内を撮影。案外暗い所に弱いとは言いながら、割と綺麗に撮影できている。
思ったより綺麗に撮影できたのが、マクロ撮影だ。これは使えるかも知れない。
PICT0055 PICT0052 上記同様に、マクロ撮影をしてみたが、思ったより綺麗に撮影できている。最も距離が離れるとぼやけた写真となる。
上記同様。
PICT0067 PICT0071 これも会社に出社前に撮影した。まあこんなもんだろう。
PICT0083 PICT0086 問題の一つ。これは空に向けて撮影した晴天の昼間の写真だが、ほぼ全滅。
逆光は、暗所と同じように撮影ができないと考えた方がよい。
PICT0097 PICT0101 これは、撮影する時の構図が思ったより難しい例だ。
狙った構図にガイドも無しでチャレンジしたが、左は完全に失敗した。もう少し左にシフトしていると思ったが・・・。
PICT0104 PICT0105 どちらも綺麗に写っているが、これはこの解像度240×140だから、綺麗となる。
このカメラの実力がこの解像度としてつかうなら十分と思うが・・・。
PICT0112 PICT0117 夕方の帰宅時の風景。この時間帯の撮影ではほとんどこのカメラでは難しい事がわかった。室外では・・・。
PICT0119 PICT0127 上記と同じ時間帯の撮影だが、明かりがあると、また変わると言う事例だ。
特に電車内ではかなり綺麗に撮影できると言う事になる。画素数を縮小すれば・・・。
PICT0135 PICT0142 帰宅時の駅周辺の撮影だが、これも上記と同じで、室外での撮影では、ほとんど綺麗には撮影できていない。

※1日で、写真撮影をかなり試したと思ったが、結果マイクロSDHCに記録されていた写真の数が、思ったより少なかった。これは私の思い違いなのか、それとも、エラーなのか?わからない。ちょっと気になる所だ・・・。

※このペン型ビデオカメラを購入して、ネットで調べたら、なんと驚くほど多くの製品が検索された。もちろん価格も仕様も多彩だ。こんなに多くの製品があるとは予想外だったが、その中で最安の製品だった。これは幸運だったのか、それともこの部類の製品が値段相応なのか、また試したくなった。しかし、止めておこう。1万円の製品を購入しても、私が期待した機能は実現できないだろう。

※撮影した写真データの日付や時間は全くデタラメとなっている為、これを使った時にはその使用履歴を自分で管理しなければならない。うーんこれも初めてだが仕方がないだろう。 

最初に述べた様に、ブログ様にこのペン型ビデオカメラを使うのであれば、写真としての画質を最初から考える必要もない。つまり目的を果たすカメラとなる事が実証できた事になる。写真の解像度は、1600×1200ではなく、240×140だが・・・。


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