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少子化対策とSOHO

2005-12-06 | 在宅ワーク・テレワーク
何だかニュースを見ていると、子どもが巻き込まれている事件が多く聞いているだけでも泣きそうになる。同じ歳頃の子どもを持つ母親だから、なおさらかもしれないが、それにしても悲しすぎる。
海外のように、学校まで送迎する時代がくるのか。田んぼの溝のどじょうや、おたまじゃくしを見つけながら、草笛を作ったり、友だちと傘をふりまわして帰っていた頃が懐かしい。登下校の中で友だちとゆっくり話す時間もできていたのに…。昔とは違うし、思い出にふけっていてもしょうがない。

少子化対策の一環として、小学3年までの児童手当が小学6年まで引き上げられるそう。もちろん、悪いことではないのだけど、本当に一環に過ぎなくて、現場が求めている少子化対策は違うところにあると思う…。今日もお昼をクライアントさんとご一緒して、保育園についての話題になった。皆、苦労しながらなんとか頑張っている。(こういう話を聞くと、自分だけじゃないんだ!とあらためて元気がでる)
でも、保育園は病気になったら通えない。だからといって、仕事は休めない。でも、子どもの病気も心配。核家族だから看てくる親戚もいない。頼れる友だちにも限界がある。やっぱり仕事を続けるのは無理なのか…。こんな堂々回りの不安を抱えている限り、安心して子どもを沢山産もうなんて、皆思わないんじゃないのかな。

SOHOとか在宅ワークという働き方は、少子化対策に少しかもしれないが役に立っているのではと思う。まだエラそうな事はいえないけど、妊娠中で出産後の仕事の継続について少し不安なお母さんに「生まれてくる赤ちゃん、楽しみだね!また、落ち着いたら連絡下さい。仕事お願いします」と声をかけることはできる。
問題が大きすぎて一言でまとめられないけど、いろんな人がいて、いろんな環境があって、それに応じた働き方がある。私も自分の環境にあった働き方で、前向きに頑張りたい。


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3 コメント

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結局頑張るしかない! (ishii)
2005-12-06 09:45:37
今の世の中、いったい何が起ってるの!?と恐怖さえ感じる。

もう、あんな悲劇は起らないでほしい。



児童手当はたしかにいただければそれに越したことはないが、問題は働くための環境なんだよね。



うちも病気で欠勤や早退はしょっちゅう、その他にも定期検診で病院に通っていたから、条件がめちゃくちゃ悪かった。

親の手を借りることも一切できなかったし、近くに頼める友人もいなかった。いつも「もうクビだ、もうクビだ」とビクビクしていたなぁ。(それでも使ってくれた会社に深く感謝)



アナログからデジタルへの移行が始まった時「おぉ!家に持って帰れる!」と、まさに希望の光が射したようだった。



でも家ではできない仕事を持っている人もたくさんいるんだから、これからは社会と企業と個人個人が一緒になって考えていかなければいけない時代なんだと思う。

(難しくてうまく書けない・・・)
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手当では解決しない! (mari)
2005-12-06 17:34:25
SHIHOさん、こんにちは!

私も働く母として同感です。

もちろん手当は無いよりあったほうがいいかもしれない。

でも少子化問題の根本的な解決とはほど遠い、バラマキ政策のような気がしています。

同じお金をかけるなら、保育園や学童の待機児対策や環境改善に使ってほしい。

悲しい事件の続く昨今、心配は耐えませんが、少しでも明るい未来をめざして、豊かな気持ちで子供に接したいと思うこのごろです。
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ほんとですね (SHIHO)
2005-12-07 20:16:41
メッセージ、ありがとうございます。



>アナログからデジタルへの移行が始まった時「おぉ!家に持って帰れる!」と、まさに希望の光が射したようだった。



はい、私も現場でできなかった仕事は、フラッシュメモリというありがたい鞄に入れて、持ち帰って仕事をしています。メモリが大きくても心配せずに保存できる時代に感謝です。FDだと、何十枚ですよね(笑)



>同じお金をかけるなら、保育園や学童の待機児対策や環境改善に使ってほしい。



いつも息子を迎えにいくのが17時55分頃なのですが、少し遅れてしまい18時5分になってしまいました。でも、もう既に門の外で学童の先生と立って待っていました…。この時間に一人で帰すわけにもいかないし、もう私の駅からダッシュ力をスピードアップするしかない状態です(笑)



人身事故で電車が遅れた時とか、子どもが待っていると思うと、ついつい、どこに向けたらよいのかわからない怒りが込み上げてきます。時間にも、心にも余裕を持たないとなぁ。
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