長崎ぺんぎん日和

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梅園身代り天満宮大祭 丸山華まつり ▪様々な身代わりのご利益があるパワースポット

2017-11-16 21:00:00 | 長崎ぶらぶら

11月11日、梅園身代り天満宮大祭の踊り奉納が執り行われました。



丸山公園から料亭花月のところを左へ行くと、長崎検番(芸妓を手配し統括する)が見えてきます。



その脇の通りが入口。



その坂を数分登っていきますと、梅園天満宮です。



以前はブロック塀のような囲いがあったのですが、すっきりしています。



すでにお客さんがたくさんいらしていました。

梅園天満宮は、元禄13年(1700年)に丸山町の乙名である安田治右衛門によって創建されました。
祭神は菅原道真公=天神さま。
別名を身代り天満宮といい、当時丸山の遊女や芸妓衆の心の支えとなっていたそうです。

ある時、安田治右衛門が左脇腹を槍で突かれ、重傷を負います。
周囲の人々に助けられますが、服は裂け、血に染まっているにもかかわらず、身体には一つも傷がなく、しばらくして息を吹き返します。
皆、不思議に思います。
日頃、治右衛門は天満宮の信仰があつく、屋敷の庭に天神さまを安置し、信仰しており、これは天神さまのおかげに違いないと、庭の祠に詣でると、天神さまが左脇腹から血を流していたのです。
それから天神を身代り天神と呼び、遠近からも参詣者が訪れるようになったと言われています。

それが身代り天満宮の由来だそうです。

そんなわけで、境内にはその天神さまとその他にも身代りのご利益があるといわれる神さまや狛犬さん、臥牛さんなどがおわします。



歯痛狛犬。
歯痛のある人は、この狛犬さんの口の中に飴を入れ祈願すれば治ると言われます。
(※「飴は袋から出していれましょう」との注意書きがあります)



恵美須石。
常夜灯の基礎石部分が恵美須様の顔をしており、拝むと心身ともにご利益があるといわれます。



臥牛(御神牛)。
この臥牛と自分の身体をお互いに撫でさすれば身体健全、病気全快、頭部を撫でさすれば知恵がつくといわれます。



ぼけ封じの撫で牛。
こちらは撫でれば呆けないといわれる牛さん。



梅塚。
梅は天満宮(菅原道真公)の象徴で、梅の種を捨てることは種の中の天神さまを捨てることになるので、捨てずにこの梅塚に納めます。


この他にも、なぞれば字が上手になるといわれる鳥居の額、航海の神様などが境内に。



さて、例大祭の話に戻ります。


丸山のパンフレットをいただきました。
PRですね。



梅酒と梅の実も振る舞われていました。
梅の種はもちろん梅塚に。



最近はテレビでもお馴染みの山口広助さんの挨拶。
「梅園天満宮氏子総代」と紹介されていました。



長崎検番の八重子さん、花音さん、ゆう羽さんによる踊り奉納。
優美でした。
なかなか検番さんの踊りは見られません。
貴重な機会だと思います。


3回の踊り奉納の後、子供神輿の丸山町町内練り歩き。
翌日は花魁道中と女神輿でした。

私は行けませんでしたが、こちらに詳細が↓↓↓
長崎の繁華街で「おいらん道中」 長崎女子高校龍踊り部「女みこし巡幸」も | 長崎経済新聞


丸山華まつりは毎年同じ時期に行われています。

それだけでなく、梅園天満宮はパワースポットとしてお薦めの場所なので、
ぜひ一度詣でていただきたいです(^ー^)


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