逆上がり

教育大学を志望している女の子と受験の話しをしていた。
ピアノのとかいろいろと実技試験があるようだ。
そして逆上がりの試験もあるそうで、
現在、坂上がりを特訓中だと聞いた。

何人かの人は、私の姿かたちを見て、
「逆上がりの出来ない人」と思っていたようだ（笑）
もう２０年も逆上がりなんてしたことはないのだが、
まさか出来なくなっているとは思えなかった。

そこで一昨日の日曜日、全ての務めを終えて、
やや日も暮れかけた夕方、妻と一緒に近くの公園に行った。
まだ遊んでいる子どもたちもいる中で、
恐らく２０年振りの逆上がりにチャレンジした。



↑鉄棒を前にすると、何となく緊張した。
　「出来るはずだけど・・・」
　「出来なくなるほどメタボではないはず・・・」




↑２０年前の私の感覚では、もっと軽やかに足が上がっているのだが、
　現実は、それほどスムーズではなかった。




↑下っ腹にちょっと鉄棒が喰い込む感覚、
　これは２０年前にはなかったものだ（笑）




↑なんとか回り終えて、ひと安心。
　この様子だと、４０代半ばぐらいだと出来なくなっているかも！？

連写しているような画像だが、実際は携帯カメラなので反応が遅く、
１回転に１回しか撮ることができない。


出来ることなら、実技試験を代わってあげたいなぁと思う。
しかし何事も本当に大切なことは、代わってあげられないのだ。
（受験を代わると、替え玉という犯罪になるし！）

逆上がりを初めから軽やかに出来る先生よりも、
先生になるために、つまり未来に出会うであろう子どもたちのために、
まさに「坂上がり」という名の通り、諦めないで
何度も何度も逆上がりを練習しているＫさん。
もうすでに、夢へ向かって一歩も二歩も前進している！

そんなことを思いつつ、私も何度も何度も逆上がりをした。
おかげで、次の日も、またその次の日も、
下っ腹に少々の痛みが・・・（笑）