初心

昨日、東京の神学校で特別講義をさせて頂いた。
時間が足りなくて、「最後に」の美味しいところを
お話しすることができなくて残念だった・・・。
どこまで伝わったか、はなはだ心もとないが、
後は神に任せるのみ。

懐かしい先生方にもお会いすることができた。
親友とも帰りに食事をしながら交わることができた。
これからも共に祈り合っていくことを確認した。

大阪に到着すると、もう午前様だったけれど、
とても充実した、神様がくれた１日だったと思う。



私が神学生の頃に使っていた聖書を持って行った。
その最初のページに挟んでいる紙をもう一度見直した。
クリスチャン新聞から切り取った１枚の紙切れ。
「この気持ち、このスタンスでいこう」と
そう誓ったあの初心を思い出した。


　「かつては、自分を表すことが好きだった
　　今は、キリストのうちに隠されたいと願う

　　かつては、人にほめられることを求めていた
　　今は、キリストに喜ばれたいと願う

　　かつては、奉仕の成果を求めていた
　　今は、主の御心が成し遂げられることを喜ぶ

　　かつては、知恵によって御言葉を語っていた
　　今は、聖霊の力に頼る

　　かつては、思いのままに人をさばいていた
　　今は、キリストにあって自らを顧みる

　　かつては、奉仕の忙しさを喜んでいた
　　今は、耐え忍んで待つことを学んでいる

　　かつては、人に誉められる絶妙な御言葉の解きあかしを求めた
　　今は、ただ、御霊の光に照らされることを喜んでいる

　　かつては、経験によって語った
　　今は、聖霊の導きによって語ろうとしている」

　　　（病に倒れ、激しい痛みの中で綴った中国の伝道者の日記から）

今の聖書にも挟んでおこうと思った。