星を数えながら

日々の出来事や感じたこと、聖書の言葉など
小さくても星のようにキラリ☆光ることを
分かち合えればいいなぁ。

マイケル・J・フォックス①

2009年03月05日 08時13分06秒 | 友だち・人物のこと
中学生ぐらいの夏休みだったと思う。
お昼のテレビ番組で、私は「笑っていいとも」を見たかったのだが、
弟たちは「奥様は魔女」のような「笑い声」のある
アメリカのコメディドラマにチャンネルを合わせた。
ケラケラ笑う弟たちだったが、私は「いいとも」の方が面白いと思った。

高校生の時、「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ」を見に行った。
その時、主役のマイケル・J・フォックスこそが、
あのお昼のコメディドラマに出ていた人だと分かった。
「ファミリー・タイズ」という名前のコメディだそうだ。

マイケル・J・フォックスのファンというわけでもなかったが、
背が低いという共通点を見出し、どこか親近感を持っていた。
欧米社会の中で、私とほぼ同じ身長なので、体感はさらに上だろう。

彼は少年時代を振り返ってこう言っている。
「へんなこととかおもしろいことならなんでもきたが、
 もっと大きくなることはできなかった」
よ~く分かる(笑)

彼が若年性パーキンソン病という難病を患っていることを、
ニュースで知った時、少々驚いたのを覚えている。
パーキンソン病という名前を初めて聞いた時だったのだろう。

その後、彼がどのような人生を歩んでいるのか知らなかった。
ただ尊敬する三浦綾子さんも晩年にパーキンソン病を患われていたので、
パーキンソン病の名前が出るたびに、2人のことを思い出していた。



そしてつい前日、ブックオフで彼の自叙伝を見つけたのだ。
105円という価格だからこそ、購入をした。
私の敬愛する身近な方もパーキンソン病を患われているということもあり、
この本を読みながら、床に就いていた。

この本の初め、8ページにこんなふうなことが載っていた。
もし誰かがやってきて、病気になった10年間を帳消しにし、
病気にならなかった10年間と取り替えてあげようと言ったなら、
 「僕は一瞬の躊躇もなくこう言うだろう、
  『出ていってくれ』と」
と記されていた。

30歳で若年性パーキンソン病を患ったマイケル。
私はその夜、寝不足を覚悟で
かなりのページを読み進めたのだった。

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