中学生ぐらいの夏休みだったと思う。
お昼のテレビ番組で、私は「笑っていいとも」を見たかったのだが、
弟たちは「奥様は魔女」のような「笑い声」のある
アメリカのコメディドラマにチャンネルを合わせた。
ケラケラ笑う弟たちだったが、私は「いいとも」の方が面白いと思った。
高校生の時、「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ」を見に行った。
その時、主役のマイケル・J・フォックスこそが、
あのお昼のコメディドラマに出ていた人だと分かった。
「ファミリー・タイズ」という名前のコメディだそうだ。
マイケル・J・フォックスのファンというわけでもなかったが、
背が低いという共通点を見出し、どこか親近感を持っていた。
欧米社会の中で、私とほぼ同じ身長なので、体感はさらに上だろう。
彼は少年時代を振り返ってこう言っている。
「へんなこととかおもしろいことならなんでもきたが、
もっと大きくなることはできなかった」
よ~く分かる(笑)
彼が若年性パーキンソン病という難病を患っていることを、
ニュースで知った時、少々驚いたのを覚えている。
パーキンソン病という名前を初めて聞いた時だったのだろう。
その後、彼がどのような人生を歩んでいるのか知らなかった。
ただ尊敬する三浦綾子さんも晩年にパーキンソン病を患われていたので、
パーキンソン病の名前が出るたびに、2人のことを思い出していた。
そしてつい前日、ブックオフで彼の自叙伝を見つけたのだ。
105円という価格だからこそ、購入をした。
私の敬愛する身近な方もパーキンソン病を患われているということもあり、
この本を読みながら、床に就いていた。
この本の初め、8ページにこんなふうなことが載っていた。
もし誰かがやってきて、病気になった10年間を帳消しにし、
病気にならなかった10年間と取り替えてあげようと言ったなら、
「僕は一瞬の躊躇もなくこう言うだろう、
『出ていってくれ』と」
と記されていた。
30歳で若年性パーキンソン病を患ったマイケル。
私はその夜、寝不足を覚悟で
かなりのページを読み進めたのだった。
お昼のテレビ番組で、私は「笑っていいとも」を見たかったのだが、
弟たちは「奥様は魔女」のような「笑い声」のある
アメリカのコメディドラマにチャンネルを合わせた。
ケラケラ笑う弟たちだったが、私は「いいとも」の方が面白いと思った。
高校生の時、「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ」を見に行った。
その時、主役のマイケル・J・フォックスこそが、
あのお昼のコメディドラマに出ていた人だと分かった。
「ファミリー・タイズ」という名前のコメディだそうだ。
マイケル・J・フォックスのファンというわけでもなかったが、
背が低いという共通点を見出し、どこか親近感を持っていた。
欧米社会の中で、私とほぼ同じ身長なので、体感はさらに上だろう。
彼は少年時代を振り返ってこう言っている。
「へんなこととかおもしろいことならなんでもきたが、
もっと大きくなることはできなかった」
よ~く分かる(笑)
彼が若年性パーキンソン病という難病を患っていることを、
ニュースで知った時、少々驚いたのを覚えている。
パーキンソン病という名前を初めて聞いた時だったのだろう。
その後、彼がどのような人生を歩んでいるのか知らなかった。
ただ尊敬する三浦綾子さんも晩年にパーキンソン病を患われていたので、
パーキンソン病の名前が出るたびに、2人のことを思い出していた。
そしてつい前日、ブックオフで彼の自叙伝を見つけたのだ。
105円という価格だからこそ、購入をした。
私の敬愛する身近な方もパーキンソン病を患われているということもあり、
この本を読みながら、床に就いていた。
この本の初め、8ページにこんなふうなことが載っていた。
もし誰かがやってきて、病気になった10年間を帳消しにし、
病気にならなかった10年間と取り替えてあげようと言ったなら、
「僕は一瞬の躊躇もなくこう言うだろう、
『出ていってくれ』と」
と記されていた。
30歳で若年性パーキンソン病を患ったマイケル。
私はその夜、寝不足を覚悟で
かなりのページを読み進めたのだった。