夜と霧

迷える子羊
ーこの場を借りて自分の考え方を確立したいと思っていますー

八行損失7000億円。

2008-02-02 14:26:27 | Weblog
日本の銀行がアメリカで遊んでいた。サブプライムローンで遊んだ。そしてこの評価が悪化して損を計上するという。
サブプライムローンは貧乏人向けの融資である。貧乏人に金を貸して金を稼ごうとした。そして証券化して借りた人間の顔が見えぬようにして婆抜きの婆のような物をつくった。
昔、日本では貧乏人に金など貸さなかった。融資不適格などと言う言葉があったような気がする。金を借りると貧乏人は返済に苦しんでますます不幸になる。宵越しの金を持たないのは借金もしないという貧しきものの知恵であった。
そして一方貸し倒れは預金者に迷惑をかける。堅さが、銀行という金貸しの最後の見識であった。それが銀行の節であった。
それが橋本内閣や小泉内閣の下で、アメリカの金融政策の影響下で、実に簡単に節を曲げ、何でもする、そんな銀行に変わった。アメリカの貧乏人で金を儲けよう。歴代政権の下、景気対策と称する低金利政策、実際にはマネーゲームしかもたらさなかった政策のおかげで、背に腹を変えられず、銀行は節を曲げてアメリカで遊ぶ。
まあ、もともと金貸しであったのだから、銀行という名に惑わされないようにしよう。がやはり恥ずかしい。ちょっと前まで、国費まで投入して救済したのに?。
おーい、竹中さんこれはあんたのつけ?

中毒症状394人に

2008-02-02 02:24:12 | Weblog
ことは中国の餃子の話である。
否、中国で作られた餃子の話である。
考えさせられた。
一つに、やはり安いものを食べたいという私たちの心。そして手抜きの心理。晩ご飯を作るのが面倒だからスーパーで冷凍食品を買う。安いものを選択する。勢い買うものは中国の冷凍餃子になる。
次ぎに、外食産業。手っ取り早く出せるもの。定番は餃子。冷凍だと勝手がよい。
最後に、メーカー。国内で苦労するのは目に見えている。中国カードを切る。つまり食品といえども中国で作ってみよう。安くつくれる。中国進出を果たした経営者は有能となる。が牛丼を中国で作っていたのは恐れ入る。牛丼はアメリカ産のビーフを同じように輸入して、人手は余りかからないから人件費はほとんど同じ、コストは日本とそう違わない。が、こんなのも中国で作る。
(結論)
日本人は何かを作ることに飽いているのかも知れない。そして手軽なものに流れる。

日本売り

2008-02-02 02:04:21 | Weblog
日本で、何故株が安いか?日本売りだという。
確かに国内では金利が安く、日本人の目は投資先として海外に向くようになった。
つまり日本人が日本の株を買わず海外の株や証券を買うようになった。
当然日本の株は安い。
これまでの国内での誘導された金利安は、日本の人々の目を海外に向けた。
海外で大損をするまで、リスクの高さに気がつくまで日本人の国内回帰はないであろう。
これは政策の失敗であろう。
それほど内容の悪くない日本の企業を買わず、為替やカントリーリスクなどリスクの大きい海外の会社を買う。
日本人を賭博師にしてしまった。昔は金利が高くって間接金融、そんな経済構造で何ら問題はなかった。それをアメリカに追従してその要求する直接金融に変えてしまった。金持ち日本は世界を買う?