夜と霧

迷える子羊
ーこの場を借りて自分の考え方を確立したいと思っていますー

イージス艦の事故

2008-03-27 23:52:28 | Weblog
この事故の際、それが事故原因かどうかは別にして見張り員が艦橋内で見張りをしていたという。つまり雨が降ってきたので雨宿りをしていたというのである。
一般に警備をする人、つまり警察官、ガードマンたちは合羽を着て街角に立つ。が、日本国海軍の最前線に立つ人は雨宿りをしていたという。たぶん、何も普通起きないであろう。しかしそうであっても常に緊張、雨に濡れながらも見張りに立つ。それが職務である。
そう言えば、太平洋戦争のさなか、トラック島で日本帝国海軍の飛行機が一機残らず炎上したのは、ある日帝国海軍のパイロットみんなで女を買いに行った。そこに米軍の空襲。つまり油断である。
そして伝統は引き継がれたようである。
日本人にはやはり平和主義が似合うのかも。

空転国会

2008-03-27 00:14:58 | Weblog
アメリカの民主主義と日本の民主主義、そんなことを考えてみる。
アメリカは多数決である。
日本は村社会の名残り、満場一致。
どちらも擬制である。
が、今回の空転は、とことん話した方がよい。無駄な道路がいっぱいある。が、道路が欲しいところもある。僻村に行くとよくもまあーこんなところに人が住んでと思うことがある。どちらも今の日本の実情であろう。
今回は、そこのところをとことん考えてみたいと思う。それが日本の民主主義である。
結論だけを急がないようにしたい。

関係のない経済

2008-03-26 23:53:17 | Weblog
私は、カンケーねー。皆さんもたぶん関係ない。
世界で富が120兆円失われたという。一人あたりいくらになるんだろう。そんな計算とは裏腹に関係ないという思いが強い。
金融資産の話であって、私たちに、実体経済とは全く関係ない話である。この場合、実体という言葉を生活に近い経済という意味で使わせて貰う。
要は、金融資産同士、婆引きゲームで遊んだ。婆を引いた。
まあ、昔はやった言葉で言えば今回の出来事、宴の後の憂鬱のようなものである。アメリカの銀行さん、ご苦労さん。

チベットのこと その二

2008-03-23 14:02:32 | Weblog
今回のチベットでの出来事、私の中では日中戦争と重なってしようがない。
弱いものを強いものが虐める。
正義は常に強いものの中にある。
が、実際に襲う不幸は常に弱いものにある。
私たち日本人にとって、今の中国との関係を大切にしながら、認めては行けない事実といかに向き合うか。
また考えるべきことが増えた。

チベットのこと

2008-03-20 15:14:11 | Weblog
西方インドでは法の輪を転じる仏法を行じた果報は帰依の心。東方中国では富の塀をめぐらす商売に努めた果報は貨幣。真ん中のチベットでは客に肉と酒を振る舞う。その果報は客のおしゃべり。
               (チベットのことわざ)

たとえ中華であろうと、併合された民族は辛い。インド、中国と二大国の間に右往左往した時よりも更に辛い。

これで「例外」?随契横行

2008-03-19 00:26:58 | Weblog
ワーストは防衛省らしい。
私は防衛省は苦手だが、それでもこの記事のタイトルはいただけない。マスコミ得意の随意契約悪玉論。
例えば、日本で戦車を作っているメーカーの数は?なんて質問をすれば入札が成立はずもない。
戦闘機は?
私たちもそうである。価格だけということはそう滅多にあることではない。色だとか、形だとか、そんなことを考えるともう選択の余地はない。
それを入札、入札、あり得ない世界である。
あり得ない世界で現実を批判する。これも困った論法である。
今日の毎日新聞を見ての感想である。

石原東京都知事

2008-03-18 23:55:11 | Weblog
この人はなかなかの親バカである。
普通親バカであっても公私混同はしないものである。瓜田に靴を入れず、李下に冠を正さずは、位ある人の処世であった。
この人は違う。悪びれない。
経済原則を無視して石原都知事は「新銀行東京」を作った。この銀行に石原知事が「トウキョウワンダーサイト」から絵画を購入させたという。つまり四男のお仲間の絵を買わせたという。前にもここに税金を出して四男を海外に遊びに行かせたことで問題となった。
これ以上言うまい。要は親バカ。大阪府民や宮崎県人よりはまだましという気もするが、こんな人を知事に選んだ東京都民であることが恥ずかしい。

宙に浮く年金

2008-03-15 14:00:52 | Weblog
新聞によれば、つまり社会保険庁の発表によれば年金記録2025万件が「今後解明を進める記録」になるそうだ。調べても調べてもわからないものが2025万件と読めばいいのだろう。つまりお蔵入り。
この1件という単位、私はある人の1ヶ月分の支払い記録、ワンレコードが1件と理解している。つまり毎月払ったとすると12件の支払い記録ができる。30年働いてきちんと収めて12x30、都合360件の支払い記録、そう理解している。この理解は正しいだろうか?新聞は騒ぐだけで騒ぎの中身を余り説明しないので私は自己流でそう理解する。
そう理解すると、システム移行時の名寄せの困難さに思い至る。安部前首相が、3月までに解決すると言ったことが、全件きれいにすると言ったことが容易に嘘であることがわかる。
昔からこの国の指導者にはこの手の嘘が多い。太平洋戦争も負けるとわかっていて開戦し、必勝の信念を力説している内にみんなで鬼畜米英に勝てる気になった。そして廃墟となった。年金問題も、絶対に解明できない点が生じることがわかっていて、「3月末に解明する」と宣言して、問題の先送りをしてしまった。
これは国民の資質も一因かも知れない。

米軍に貢ぐお金

2008-03-14 23:59:47 | Weblog
私たちは金がない、金がないといいながら、随分とお金を米軍に貢いでいる。
赤字国債を乱発しながら、借金に借金をかさねながらお金を米軍に貢ぐ。
グアムへの移転に際し、
海兵隊司令部庁舎などに2900億円、
米軍人の官舎に3400億円、
あわせて6300億円。
勿論日本国内で使う金は別である。
一体国家予算の何割を米軍に使っているのか、いくら使っているのか、きちんと知りたいと思う。

日米地位協定

2008-03-12 02:23:19 | Weblog
沖縄では米軍の兵隊が起こす事件が多い。
そして、この協定が大きな事件が起きるたびに、日本の警察が米兵を逮捕できないが故に争点となる。この協定の意味するところは、日本の法は野蛮の法であり文明国アメリカ国民を裁けないということだ。
が不思議に思うのは、神奈川などの事件ではこの日米地位協定の問題は余り出てこない。常に沖縄で問題となる。
普通であれば、主権国家は、独立国は外国人が事件を起こした場合、その外国人を逮捕拘束する。それができぬとあれば、怒るのが当然であろう。
独立の自負はそこにある。
が、日米地位協定によって私たちはその主権の行使を当然にはできない。
沖縄の人たちは、その地で決戦したがためにか本当に誇り高いと思う。そして、言葉でごまかしている年寄りを恥ずかしいと思う。被占領下のごとき立場にあることに目をつむり、日米同盟などとあたかも対等の立場にあるかのごとき言論をなす政治家を恥ずかしいと思う。