夜と霧

迷える子羊
ーこの場を借りて自分の考え方を確立したいと思っていますー

靖国参拝批判に首相「わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない」

2013-04-24 20:05:08 | Weblog
私は昭和天皇を尊敬申し上げている。
東条元首相以下が靖国に合祀されて昭和天皇は、我が国英霊が祭られているとは言え、靖国を参拝されなかった。
私も畏れ多くも陛下と同じ立場に立ちたい。
先ず東条元首相以下は皇紀2600年、我が国に初めての一大災危をもたらした人たちである。靖国に合祀したから許せというのは間尺に合わない。靖国に許せぬ部分ができた。
次に、サンフランシスコ平和条約で占領軍による裁判を心中穏やかならぬものを感じながらも国家間の取り決めとして認めた。この肯定によって、自ら同じ国民をさばいたドイツとは別の形で戦争のけじめをつけた。
立憲君主制の国家として一億総懺悔が正しかったかもしれないが、国を誤った責任者たちに全責任をきせた。
中韓に言われるまでもなく、私たちは太平洋戦争開戦は東条元首相以下の振る舞いとして戦後生きてきた。
一方陛下の意を汲むとして陛下を裏切った人々を陛下は許さなかった。
非は確かに日本国民にあった。しかし、悪い部分を東条以下の不徳として総括し諸外国にも詫びてきた。
東条以下にすべてを押し付けるのはあまりに酷かもしれない。しかし国家における責任の取り方は、組織における責任である以上、そのような矛盾を含んでいる。
ついては、昭和天皇の御心を考えるまでもなく、逆臣安倍首相は許し難い。
そういえば、祖父岸信介もそのように満州国以来この国を危うくしてきた首相であった。
靖国参拝の問題は、外交上の太平洋戦争の手打ちの問題であり、それ以上に、私たちの国の自浄作用の問題である。