日系企業での現地採用は最悪のチョイスです。
なぜなら、駐在員の下になってしまうので、ロクな経験を積めないからです。
…と言われていますが、果たしてそうでしょうか?
私はこちらに来てからいろいろな現地採用者を見てきましたが、一概にそうとは
言えない気がしています。
海外で就業するには主に以下のパターンがあります。
(1)日系現地法人に採用される
(2)現地企業に採用される
(3)日系以外の外資に採用される
(4)現地で起業している日本人の企業で採用される
(5)起業する、フリーランスになる
【現地採用の一般的な特徴】
■いま、中国(上海)にいる人が優先される
■場合によっては経験よりも、「すぐ働けるか」が重視される
■日本国内の転職よりも仕事が見つかり易い(その分雇用の流動性が高い)
(1)日系現地法人に採用される
最も一般的です。人数的にも一番多いです。
それだけに千差万別で、例えば過去にちょっと話題になった
この記事も、必ずしも間違いではありません。
“駐在員の下僕”海外現地採用社員の実態~コストカット要員、そのまま最下層へ…
http://biz-journal.jp/2013/02/post_1486.html
たしかに、下僕のように扱う企業もあります。
逆に、コストカット要員なので、「低コストでがんばる」というイメージが定着すれば、良い意味での抜擢もあります。
中小以下の規模の会社に多いですが、現地の責任者が本社に掛け合ってくれて、
日本の正社員待遇を勝ち取る人も、決して少なくはありません。大企業はシステムが
整いすぎているので、正社員化は望めません。
また、日系企業は「しっかり」しているので、採用されれば、ビザなどは心配する必要ありません。必ず取れます。
<メリット>
日系企業なので、日本人が働き易い
<デメリット>
本社から見て、「子会社採用の現地社員」という扱いなので、身分が低い
(2)現地企業に採用される
現地企業(中国企業)に採用される。
多くは、日系企業の対応要員としての採用です。
こちらは現地採用ではなく、本社採用ですね。
駐在員が居ない、オンリーワンの日本人社員として、価値を生み易いです。
日系ではありませんので、仕事の進め方などで戸惑いもあるでしょう。
反面、日本人の椅子は多くないので、評価が低ければ直ぐクビになりますし、ビザの発行を渋る、給与を払わないなど日常茶飯事です。
評価さえ高ければ、失神するほどの高待遇を手にすることもできます。
<メリット>
仕事さえできれば高待遇
<デメリット>
仕事ができなきゃサヨウナラ
日系ではないので、色々戸惑うかも
(3)日系以外の外資に採用される
欧米系や韓国系の会社で、日本企業対応として採用されることがあります。
グローバルメーカーなどでは、アジアヘッドオフィスを中国に置いているケースも少なくありません。
外資はあまり経験がないので、憶測も多分に含みますが、色々な外国人と
共に働くことができ、稀有な経験となるでしょう。ただし、それが、評価される
キャリアになるかは別です。
また、あくまで日本企業担当であるケースが多い為、業績が良くとも仕事の幅は
狭いケースも。待遇は日系と現地企業の間ぐらいです。
英語力を活かしたい人は外資を狙うといいと思います。
<メリット>
英語を使って様々な国籍の人と一緒に働くことができる
<デメリット>
あくまで日本担当であるケースがほとんどであり、仕事の幅が広がらない恐れも
(4)現地で起業している日本人の企業で採用される
現地で起業している日本人の会社に雇われるパターンです。
意外と多いです。
創業社長の下で働くことができますが、こちらで起業している
日本人は海千山千の猛者が多く、一般的な日本人だと思って接すると痛い目見ます。
よほど信頼を勝ち得ない限り、捨て駒にされるのは間違いないでしょう。
待遇も(1)~(4)で一番低い傾向です。
起業を目的としている人には、創業社長のすぐ下で働けることはメリットがあるでしょう。また、長く働けば、責任者に抜擢され易いことは間違いないです。
<メリット>
創業社長のすぐ下で働ける
信頼を得れば責任者に抜擢され易い
<デメリット>
一癖も二癖もある海外起業家の下でついていけるか?
(5)起業する、フリーランスになる
これは現地採用の枠組みから外れるので除外します。
いかがでしょうか?
今、私は「(1)日系現地法人に採用される」ですが、待遇はイマイチですが、仕事内容キャリアアップできている実感もありますし、もう少し今の職場にいようと思っています。
<お問い合わせはこちら 現地採用について、無料で相談に乗ります>
shengshowchina@yahoo.co.jp
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なぜなら、駐在員の下になってしまうので、ロクな経験を積めないからです。
…と言われていますが、果たしてそうでしょうか?
私はこちらに来てからいろいろな現地採用者を見てきましたが、一概にそうとは
言えない気がしています。
海外で就業するには主に以下のパターンがあります。
(1)日系現地法人に採用される
(2)現地企業に採用される
(3)日系以外の外資に採用される
(4)現地で起業している日本人の企業で採用される
(5)起業する、フリーランスになる
【現地採用の一般的な特徴】
■いま、中国(上海)にいる人が優先される
■場合によっては経験よりも、「すぐ働けるか」が重視される
■日本国内の転職よりも仕事が見つかり易い(その分雇用の流動性が高い)
(1)日系現地法人に採用される
最も一般的です。人数的にも一番多いです。
それだけに千差万別で、例えば過去にちょっと話題になった
この記事も、必ずしも間違いではありません。
“駐在員の下僕”海外現地採用社員の実態~コストカット要員、そのまま最下層へ…
http://biz-journal.jp/2013/02/post_1486.html
たしかに、下僕のように扱う企業もあります。
逆に、コストカット要員なので、「低コストでがんばる」というイメージが定着すれば、良い意味での抜擢もあります。
中小以下の規模の会社に多いですが、現地の責任者が本社に掛け合ってくれて、
日本の正社員待遇を勝ち取る人も、決して少なくはありません。大企業はシステムが
整いすぎているので、正社員化は望めません。
また、日系企業は「しっかり」しているので、採用されれば、ビザなどは心配する必要ありません。必ず取れます。
<メリット>
日系企業なので、日本人が働き易い
<デメリット>
本社から見て、「子会社採用の現地社員」という扱いなので、身分が低い
(2)現地企業に採用される
現地企業(中国企業)に採用される。
多くは、日系企業の対応要員としての採用です。
こちらは現地採用ではなく、本社採用ですね。
駐在員が居ない、オンリーワンの日本人社員として、価値を生み易いです。
日系ではありませんので、仕事の進め方などで戸惑いもあるでしょう。
反面、日本人の椅子は多くないので、評価が低ければ直ぐクビになりますし、ビザの発行を渋る、給与を払わないなど日常茶飯事です。
評価さえ高ければ、失神するほどの高待遇を手にすることもできます。
<メリット>
仕事さえできれば高待遇
<デメリット>
仕事ができなきゃサヨウナラ
日系ではないので、色々戸惑うかも
(3)日系以外の外資に採用される
欧米系や韓国系の会社で、日本企業対応として採用されることがあります。
グローバルメーカーなどでは、アジアヘッドオフィスを中国に置いているケースも少なくありません。
外資はあまり経験がないので、憶測も多分に含みますが、色々な外国人と
共に働くことができ、稀有な経験となるでしょう。ただし、それが、評価される
キャリアになるかは別です。
また、あくまで日本企業担当であるケースが多い為、業績が良くとも仕事の幅は
狭いケースも。待遇は日系と現地企業の間ぐらいです。
英語力を活かしたい人は外資を狙うといいと思います。
<メリット>
英語を使って様々な国籍の人と一緒に働くことができる
<デメリット>
あくまで日本担当であるケースがほとんどであり、仕事の幅が広がらない恐れも
(4)現地で起業している日本人の企業で採用される
現地で起業している日本人の会社に雇われるパターンです。
意外と多いです。
創業社長の下で働くことができますが、こちらで起業している
日本人は海千山千の猛者が多く、一般的な日本人だと思って接すると痛い目見ます。
よほど信頼を勝ち得ない限り、捨て駒にされるのは間違いないでしょう。
待遇も(1)~(4)で一番低い傾向です。
起業を目的としている人には、創業社長のすぐ下で働けることはメリットがあるでしょう。また、長く働けば、責任者に抜擢され易いことは間違いないです。
<メリット>
創業社長のすぐ下で働ける
信頼を得れば責任者に抜擢され易い
<デメリット>
一癖も二癖もある海外起業家の下でついていけるか?
(5)起業する、フリーランスになる
これは現地採用の枠組みから外れるので除外します。
いかがでしょうか?
今、私は「(1)日系現地法人に採用される」ですが、待遇はイマイチですが、仕事内容キャリアアップできている実感もありますし、もう少し今の職場にいようと思っています。
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