「日本統一」の配信による、任侠ドラマにちょっとしたブームが
任侠ガールズて言う新しいファン層にささえられてちょっとしたブームが生まれている様で、レンタル店でもオールインのレンタルリリース日には争奪戦が勃発してるようで確かにブームと肌で感じられるものの
ってことでこの本宮泰風さんの実兄である原田龍二さん主演でほんと何十年ぶりだろうか
任侠映画がそれもシリーズとして二本も同時に公開されるなんて
しかし映画は水もの、任侠ガールにはこの作品は響かなかったようですね
おまけについてくる特典映像に公開初日の舞台挨拶の全貌がついてきてるものの後部から広い絵で登壇者を撮ってる絵で見れるのは客席に空席が目立ちすぎやろ
って当たらなかった理由も内容を見ればすぐに理解できるのも事実でして
この映画の企画コンセプトがいわゆる任侠映画全盛の昭和の任侠ドラマをこの平成の31年を無視して令和に昭和任侠映画を蘇らせようってしたとこに製作者の
この時代がどうして任侠ガールを生み出したかって言うとこを読めていなくて
ただブームの今に”夢ようもう一度“ってスケベ根性で作るからだって思うんだよね
確かに昭和40年代の東映任侠路線に松竹の寅さんをミックスさせたような作品を作ってもノスタルジーだけで今の人に訴求するなんらかの要素が欠けているんだよね
そして主人公の口上が劇中でも多様されてて
今の世代に口上はあわねぇだろうってわかんないかなぁ
脚本村田啓一郎、監督が辻裕之ったら、「日本統一」を裏で支えてるっていうか
この任侠ブームを生んだ人たちでも
この作品でしかも劇場版作品で任侠映画の再ブームを起こすことは無理だったようで・・・
いわゆるどこか古いんだよね、個人的にはこう言う世界観は嫌いじゃないんですが
平成の30年の観客の中に芽生えてる平成感覚には合わない古さって言うのがあってそこをスポーンって抜いちゃったら受けるわけねぇわけで
LGBT法案云々っても今国会でやってるけど、二次元世界では平成の時代になってLGBTへの社会がマイノリティでなくなっていったって言うとこを見損なっていたようで
任侠ガールは男同士の胸のうちったら兄弟仁義の歌詞がBLに見えてるんだよね
そこを忘れて一匹狼原田龍二を前面に出してくるより
花田秀次郎はいいんですが、この作品に寅さんはいても風間重吉がいなかった
それが弱点だったんですよね
村田啓一郎脚本ですから任侠ドラマとしての完成度は高いのにねぇ
昭和の役者さんが、そして渡辺裕之さんの遺作になったようですね
っていうかヒロインというかこの場合はマドンナの影が薄いのはオールイン的な作品だったからか絶対的に影が薄いんだよね・・・
2022年製作、日本映画、「虎の流儀」製作委員会作品
村田啓一郎脚本、辻裕之監督作品
出演:原田龍二、駒木根隆介、石垣佑磨、脇智弘、中倉健太郎、石橋保、平塚千瑛、薬師寺保栄、工藤俊作、高杉亘、つまみ枝豆、清水昭博、勇翔、佐藤秀光、町田政則、城明男、小西博之、渡辺裕之、佐藤秀光、川野太郎
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