1957年の東宝映画
これは衛星劇場で拾っておいたものの録画視聴ですね
っていうかいわゆる16:9のモニターフルサイズ映像でしたが、多分35mmスタンダードサイズの映画を左右の両縁らずにフル画面にトリミングしても衛星劇場側がOAしていたようで完全フル画面で映像が見られました
いや日本映画のある意味隠れた名作と言っても過言ではないサスペンス映画
まさかの扇千景大先生の若き日のお姿を堪能できるとは
ってことで皆さんお若いお若い
天津敏さんなんて若手刑事ですからねぇ
主役は小泉博さん、ホームの東宝映画では線の細い二枚目のイメージで売られてるお方が人生にシギとに疲れて奥さん置いて不倫相手とスキー逃避行しようって言うような刑事役でも汚れ役にさせてないとこは犯人役の佐藤允同様にしっかりとした自社俳優への管理体制ができてるってことなんですかね
志村喬さんが映画を締めておられていましたが
スキー夜行バスは東宝さんですから小田急さんとのタイアップだったようですね
小田急バスの外観塗装は現在と変わらない赤い横線模様なんですね
ただ現在は車体に犬はいない
そういやあの犬はいつ頃からいなくなったんだろうって見てて思ったが全くいついなくなったのか記憶にない
現代なら携帯電話でツーカーですけどこの時代警官がそれぞれの駅に県警の縄張り越えて連絡に来るんですね
一番これはないだろうって思ったのは一応拳銃携帯犯とはいえ、
埼玉県警の刑事が申し送りって刑事に拳銃渡すシーン
いくらなんでも拳銃管理の厳しい機構ですからましてや自県警の警官ならともかくも管轄外の刑事に拳銃譲渡は有り得へんやろって言う見てましたし
犯人に見つかってバス外に捨てらされる羽目になるんですから
もう論外ってその拳銃を地元のバカガふたたびバスに戻すなんてありえへんわ
まぁ犯人は誰かっていうのがメインシノップスになるんで
まぁ怪しい人物ばかりの癖のある役者さんを配しているんですが
役者にそれぞれ振り分けるて配していくとだいたい誰が犯人か見てるこっちには自然とわかってしまうという難点が映画にはあってねぇ
幾らこいつがこうであいつがどうでって小泉博が一人ゴチて見てもわかる寸法ですが
今作ではあえてその裏を製作側が書いてくれた一幕もあったりして
ちょっと凝ったつくりでしたねぇ
いや面白かったというかよく出来てた作品でした
昭和の時代ですからねぇ、夜行バスの中では乗客は車内でタバコ吸い放題なのね
1957年製作、日本映画、東宝作品
杉江敏男監督作品
出演:小泉博、淡路恵子、志村喬、扇千景、千秋実、多々良純、佐々木孝丸、若山セツ子、一の宮あつ子、堺左千男、宮島健一、瀬良明、森川信、天津敏、佐藤允、中谷一郎
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