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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ネオン警察 女は夜の匂い

2020-02-03 00:53:20 | 邦画

昨日に続いてっても、時計的には一昨日ですが
「ネオン警察」シリーズの第二弾を録画視聴しました
一作目より俄然つまらなくなっていたような作品というか
先にも書いたように日活の屋台骨が崩れかけてるんで、仕方ないんだと思うけど
主役の小林旭に内田良平以外は、かなりキャストが、特に女優の粒が小粒になってるし
見栄切って脱がれてる女優さんもいない

これって監督が野村孝ってのもあるのかな
何せ日活黄金期を支えてきてる監督だからね
古い撮り方しか出来ないのじゃないのかな

ってのも明らかに旭の存在は、前作からの繋がりでジャックの花村勇治なんだけども
彼の今回の役所は自らの台詞でも言わせてるように実は“流れ者“
更に彼同様に流れてきて敵対するでもなく、仲間となるでもない内田良平野役所はある意味ジャックに対抗する“エースの・・・”
役割を担い
って事で実は「渡り鳥」シリーズを時代に合わせて復活させた感が否めないんだなぁ

都市計画の波が押し寄せるとる街鶴浜って・・・明らかに横浜の鶴見だよね
そんな町に旧態以前宮園組と誠心会という2つの組織が勢力争いをしていた
そこに“ジャックの刺青”と呼ばれる花村勇治が現れ女親分の宮園組に肩入れして
敵対組織の誠心会に内田良平が肩入れして

ま、「渡り鳥」も時代とともに変化して、旭は女組長と寝ちゃうし
良かれと思って肩入れした誠心会から借金してるカップルのお姉ちゃんは犯されるし、
で、コレがまさかのオチへの伏線だったとはねぇ
っていうても野村孝ですからおっぱいは見えそうで実際に見えない撮り方してるし
ヒロイン?の牧紀子も脱ぐ覚悟は絶対無いしで
実に煮えきらない作品に・・・

更に日活もヤバくなってこのシリーズも2作で終了なのね

前野霜一郎が実にいい役で出演していたけども、まさかこののち右翼野大物児玉誉士夫邸にセスナ機で特攻するとは誰も彼の姿から想像だに出来なかったよね

1970年製作、日活作品
野村孝監督作品
出演:小林旭、内田良平、須賀不二男、小松方正、牧紀子、藤江リカ、沖雅也、三田村元、日吉ミミ、牧まさみ

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