
これまたYouTubeで視聴させてもらった片岡千恵蔵さんの背広ギャング映画だと思っていたら
やっぱ1963年ですからなんと背広着て九寸五分やらポン刀なんて一本もできませんが
千恵蔵はんはなんと関東っていうか、東京城東地区をシマとして構える朝比奈一家の三代目菊屋親分
完全なるヤクザでありまして
日本のやくざ組織と提携して日本で旨い汁を吸おうとするアメリカギャングが日本制覇するために国際ギャングシンジケートと名古屋の義兄弟と完全に立ち向かっていく映画
まぁ色々とそんな二組の組織が小競り合いしていく中で
朝比奈一家日本裏切り者が出たり
この全国の親分衆がシンジケート加入して日本をギャングに塗り潰されていくのを憂慮した警察組織との三つ巴の展開になっていくんですね
そんなわけで名古屋の親分はギャングシンジケートに殺され他挙句その総領息子と菊屋の義理の娘がさらわれて堪忍袋の緒が切れた菊屋を止める潜入捜査官日本健さん
まぁ健さんの存在は登場してきた時からネタバレしてるよね
そして今裏切り者は常に菊屋に張り付いてる二人の一人曽根晴美
キャラ的に彼氏かおらんでしょ裏切り者は
でもう一人には辰っちゃん、クライマックスでも最後まで無傷で戦った一人でしたねぇ
それに対してシンジケートが用意した爆弾解除に向かった健さんは敢えなく殉職
お色気はありませんがなんとかちえじ親分のバシタに久保菜穂子さん
敵のボスには山形勲さんということだしなんと監督に佐々木康さんという
千恵蔵ギャング映画のスタッフキャストは相変わらずの時代劇からですねぇ
そして6連発の38口型をリロードなしでの二丁拳銃を腰だめで右左と交互に前に出して撃ちまくって敵をバッタバッタと倒していく千恵蔵さんでした
1963年製作、日本映画、東映作品
村尾昭脚本、佐々木康監督作品
出演:片岡千恵蔵、高倉健、梅宮辰夫、曽根晴美、久保菜穂子、本間千代子、松村達雄、小川守、花沢徳衛、江原真二郎、 山本麟一、沢彰謙、八名信夫、志摩栄、北龍二、河合絃司、神田隆、今井健二、明石潮、片山晃、関山耕司、冨田仲次郎、山形勲
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます