つい最近でも戦争アクション映画を全編ワンカット撮影で作ったって言う「ネイビーシールズ ローグ・ネイション」って言う作品を本当にワンショット撮影かって、96分間目を皿のようにして粗探ししましたが
この作品も同じイギリス映画でウリは全編ワンカットワンショット作品っていうことで
私にはとっつきにくい作品でしょうと思いつつも
生来の天邪鬼性格で粗探しを兼ねての視聴でしたが
これもしっかり95分目を皿にして・・・
「ネイビーシールズ」の時にも書きましたが、ワンカットだとわたしの嫌いな作風のPOVではないのですが
どーしても会話シーンでの切り返しができないからカメラ振るのでそこは酔っ払うのが難点ではありますが
見事この作品もワンカットで撮影されていた作品
まーこの作品自体はロンドンの有名レストランのクリスマス前日の金曜日の開店前から営業中のピークまでの時間がリアルタイムで映画尺と同時に展開されていく作品
レストランのオーナーシェフが主人公でカメラは彼を中心にその夜レストラン内でおきる
店内と調理場での喧騒と修羅状況の中で主人公が抱えてる現実の悩みをも活写していき
彼の心境がついに標題どおりに沸点に達するまでを見事に切り取っていきます
調理場での忙しさ客席があるフロアーでの従業員と客とのやりとりとか
普段食うことでしかわからないレストランの経営側の裏側をも垣間見れるのが面白かった
イギリスでは客にアレルギーがないかを確認し
それに則っで調理場にフロアーから伝えられて調理側はアレルギーを排除した調理法を取るんですね
それがちょっとしたミスで客が食物アレルギーを起こしたり
そしてオーナーは家庭で離婚問題を起こしており
さらに自分の師匠であるシェフに莫大な借金を抱えており
それの返還を迫られていたりといろんな問題を抱えてのがこのアレルギー問題で
ついに・・・
それらが引き金となっての「Boiling Point」だったようですね
それらが引き金となっての「Boiling Point」だったようですね
ワンカットでので映画製作はもうウリにはならないっていうくらいきちんとワンカットで映画は作れるってことなんですね
2021年製作、イギリス映画
フィリップ・バランティーニ共同脚本・監督作品
出演:スティーヴン・グレアム、ヴィネット・ロビンソン、ジェイソン・フレミング、アリス・フィータム、ハンナ・ウォルターズ、マラカイ・カービー
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