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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

女流闘牌伝 aki ~アキ~

2017-07-25 01:08:41 | 邦画
こう言った女性雀士のドラマと言ったらエロチックOVしか見たことがない私ですが
"卓上の舞姫”の異名を持つアイドル雀士二階堂亜樹の判自伝コミック『aki』の実写版映画ですねぇ、
彼女はなぜ麻雀の道を進んだのか?彼女はなぜ強くなったのか?が物語として描かれており
私的にはエロチックシーンのない麻雀映画をはじめて鑑賞しました

女流プロ雀士の半生を描いておりますので、プロットのメインは麻雀で如何に勝つのかって言うところが主眼になってるので手配から上がりに持ってく手順とか
そこいらがいい加減なエロチック麻雀ドラマと違い
麻雀の勝負にも緊張感が伝わってきますので
それなりに見られるし、麻雀好きな人にはある意味たまらない映画ですねぇ

田舎と言っても実際には神奈川県出身だそうですが
雀荘を営業していた両親が離婚し、雀荘で父親に幼少期から姉と一緒に育てられた亜樹が
中学を出ると、そのまんま麻雀で生活しようと
故郷を捨てて東京に単身出てくるものの
食ってく宛もなく若い女子がある意味ホームレス状態ってのがすごいですよね

映画では姉がOLとしてアパート暮らししてるような描かれ方をしてますが
現実は姉もプロ雀士として生活を私鉄ようですねぇ

亜樹自身雀荘に15歳で出入りして麻雀で生活費を稼いでいるようですが
映画ではそこいらの表現がNGなのか、実際の雀士同士の金のやり取りの表現がないのが
ある意味リアルではないのですが
未成年ということこととか、やっぱ問題化されないようにつくってましたが

天才もよき指導者とライバルに巡り会わないとその力量を表さないということですか
ご本人とか、他の女流プロ雀士たちがチラチラと出演されてまして
ある意味ファンにはたまらない作りになっていたようですが

主役の亜樹には岡本夏美さんが演じられておりやして、実に嫌みのない素直な演技を見せてくれて張りましたが
女優DDの私としては亜樹のライバルとなるひまわり役の増田有華に惹かれましたが
多分に彼女の地であると思われる関西弁のイントネの台詞回しに持ってかれたと・・・

たまにはエロ抜きの女雀士の映画もいいものですねぇ
ジャンルは一部劇場で公開されていますので"邦画"の扱いにしました

2017年製作、日本映画、「aki」製作委員会
中村祐太郎監督作品
出演:岡本夏美、岩松了、増田有華、中山絵梨奈、彩輝なお

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