トゥルー・ディテクティブ 猟奇犯罪捜査

シリーズ物ではあるのですが1シーズン毎にお話（事件）は変わるんですが
シーズンで登場する刑事も変わって、違った街、違った刑事で脳シリーズもの「トゥルー・ディテクティブ」のサードシーズンですが
製作サイドのHBOは今シーズンには”3rd“を邦題には冠せずに”猟奇犯罪捜査“と銘打ってきましたが
さほど猟奇犯罪ではなかった、
シーズン1の方がよっぽど猟奇犯罪だったけどなぁ
そして1がめっちゃ面白かったし、おっぱい美人のアレクサンドラ・ダダリオがプルルンっておっぱいを惜しみなくTV画面に晒してくれてたりで
これはイケるシリーズって、期待を込めて2を見たら、エロみも猟奇度も何もないシリーズでガッカリしたんですねぇ

そして2^_^年の空白を経て「グリーンブック」でアカデミー受賞したマハーシャラ・アリを起用しての3rdシーズン
もうパッケージからして彼押しでしかないんですが

今シーズンはなんと事件が起きた1980年
そして一旦解決させたものの、10年後に被害者であり、所在不明で死んだものと思われた被害少年の妹の少女の指紋が
ドラッグストアの強盗事件の現場から指紋が出てきて、再び捜査に
そして現在の2015年老人になった刑事が、事件についてTVのインタビューに答えるうちに
なんとなくもやもやしてきて、本人はもはや認知症を発症してるものの、欠落したピースを集める事で・・・
と3つの時代の時制が並行して描かれるといった凝ったプロットになっていて
マハーシャラ・アリが3つの世代を演じ分けてくれているんですね

その時制の行ったり来たりを、見てるこっちも主人公同様に整理してみて行くのである意味疲れますが
更に事件にプロットに加えて、アーカンソーという小さな田舎で
人種差別は80年90年にはがんぜんとして生きており、さらに80年代はベトナム戦争の帰還兵という問題
いわゆるこぜmし閉鎖的な田舎町でのよそ者の排斥問題とか
そうですよね「ランボー」だってこぜまい社会が産んだ産物だった気がする

黒人を主役に据えると人種問題は避けて通れないんですね
そして現代社会が抱えてる認知症と社会問題を通しながら観客を飽きさせない手法はさすがですたが

少年の死に儀式的な祀られ方を持ってきた割には、妹であった少女失踪の真相が、あんなつまんないとは結末とは・・・
5巻で8話って、レンタル店に配慮しすぎでしょ
全8話、486分を3^_^日で完走しました