ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

100円

2007-03-23 23:09:39 | ノンジャンル
オークションでは数万もするものが100円でも落ちなかったり、どう見てもガラクタ物に数万もの値が付く・・・これがおもしろいのです。

ちなみにカーステでナカミチを紹介しましたが、じゃあナカミチだったらなんだって良いのか?

いえいえ、そんなこたぁありません。

これ
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/99472149
(再出品されてましたね。でも120円に値上げって・・・)

100円でも落ちませんでした(笑)
出品者も「そんなぁ」なんて言ってるかどうかはしりませんが根本的に出品者が間違っていることがあります。

それは「TD-700」と書いてありますがブツはナカミチの顔したオートバックスモデル「TD-7」と言うしょーもないブツ、しかも配線のハーネスが無いので本当のガラクタです。
因みにハーネスだけでの入手は無理で修理扱いとしてでも部品があるかどうか・・・あってもハーネス代5000円プラスOH代10000円とかになっちゃうかもね、念のため。

その為、他のジャンクからハーネスを取ると言う人も多いのですが音が酷いこの手のブツにそこまでしてと言う人はいないのでしょう。


TD-700はトップエンドTD-1200とは比べ物にならないくらい音質は落ちますが、他メーカーの最高クラスよりも遙かに良い音であの凄い透明感は正に「ナカミチサウンド」なんですね。
TD-500になると粗っぽく感じますがそれでも他メーカーは太刀打ち出来ないでしょう。

ホームオーディオでもドラゴンより1000ZXLの方がぶっちぎりで素晴らしい音を再生しますがあのでかい図体とすさまじい価格(55万!しかも定価販売)で、ドラゴンの26万とは雲泥の差と言うより邪魔だぁと言いたくなります。

まぁ音質は個人の好みも入ってきますので=万人が同じ感想を言うとは思えませんが、明らかに違う事だけは分かって頂けるかと。

しかしこのナカミチモドキ(当時のJVCビクターとまるっきり同じカタチでしたのでOEM品かもね)のオートバックスモデルは何一つとってもナカミチらしくありません。

かといって今のナカミチは・・・

カセットが時代遅れと言われるのは仕方ないけどまだカセット世代の人たちは沢山いるのだからカーステレオから無くすことないじゃない・・・。

まぁデジタルカメラのお陰で銀塩が風前の灯火と一緒ですけど。

しかし、こんなモデル出したお陰でナカミチは落ちこぼれ引退せざるを得ない不名誉な事になっちまったんですね。
本家(株)ナカミチは倒産しちゃいましたから・・・。

そんな訳で今でもオーディオは販売していますがパッとしないのは「ナカミチファン」以外を意識しすぎたからのようです。
(ツァイスのビクトリーへモデルチェンジしたのと似ています。)
もっとも20年以上前の修理を快く受けてくれるその体質だけは他メーカーにない誇りに思える部分でしょうしそこが一流メーカーの証でもあるわけです。

頑張ってほしいのですが変な方向へ進んで欲しくは無いのですが。。。
まぁカセットデッキ作っても売れないでしょうし・・・難しいですね。