横浜焼売(シウマイ)物語2024

2年ぶり再開。ハマっ子のソウルフードは崎陽軒のシウマイ。漫画書き柴犬溺愛。落語らぶ。晴れ時々ランニング、更新随時

媽祖様降臨

2015-03-02 | 横浜ラブ
今日は媽祖様をお祀りしている媽祖廟の話。


中華街の南門シルクロードの中程に建つ、赤い提灯が連なる華やかな神殿が、『媽祖廟(まそびょう)』です。
主に良縁祈願,家内安全、安産祈願、財産安全、等にご利益があるとか。

誰でもお参りできますが、お堂の中に入るにはお線香をお供えしなくてはなりません。(有料)
ふだんは外から眺めて記念撮影をするだけの人が多いのですが、春節ころや媽祖様のお誕生祭の時などは
媽祖様と一緒にお祀りされている神様方にご挨拶をして、一年の祈願する人が多くなります。

中でも神輿くぐりというイベントは、春節ならでは。

同じご神木から彫りだしたという福建省、台湾、横浜の3体の媽祖様が日替わり(ご神託による順番)で神輿に乗せられ
神殿の正面に安置されます。
その下をくぐってご利益に預かるという儀式なのです。

銅鑼を鳴らしてから、神輿の下を潜り、

本殿にお参りをします。

その後、

神様にお金をお供えするのですが、
お賽銭ではなく、神様のためのお札を購入し、


神殿下にあるここで


燃やすんですよ。


広げて二三枚づつ,次々に投げ入れるのがコツで、

炎があがるほど縁起がよいそうで、

景気良く燃えあがりました。

神殿内では撮影できませんが、神輿の媽祖様と神殿の外側は撮影しても良いそうです。


優しい媽祖様。

この日の媽祖様は福建省の媽祖様ということでした。

世界中、華僑のいるところならかならず祀られているのが関帝と媽祖様。
関帝というのは,三国志に名を馳せる名将『関羽』
対する媽祖は、西暦10世紀の北宋に実在したという『林黙娘』という女性だそうで、
修行をして仙人になり、海で遭難した人を助けたという逸話が伝わっています。
どちらも実在の人物が神様として、華僑の心の拠り所となっているのです。

<横浜媽祖廟 http://www.yokohama-masobyo.jp>

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