松山市のすすめる「言葉のちからプロジェクト」の重鎮のひとりが、グラフィックデザイナ-の山内敏功先生です。縁あって、(株)清光堂のまるごとみかん大福プロジェクトに参加してくださいました。一福百果というコピーの視覚デザインに、先生のセンスと技を拝見することができます。
実は、お目にかかるのは2回目です。が、今回の取材ではお目にかかる機会はないだろうと、私たちは考えていました。それが急遽、日程の最終日に先生の方からご連絡いただいたのです。もう、びっくりでした。
先生の事務所は松山市近郊、空港まで車で15分ほどのところにあります。
愛媛の名品菊間瓦を使った事務所の表札。素敵。
先生の仕事のひとつに、『地域のブランド化』があります。ブランドというとついヴィトンやエルメス、プラダなどを思い浮かべてしまうのですが、もちろんそうではありません。
地域にふさわしい価値を与える、ということ。その地域が何をして、どこを目指すものであるかを明確にし、個性を引き出すこと。もっとも大事な事は、そこに住む人の目線になって一緒に考える。すると、上からのお仕着せにない、個性的な装いが生まれるというのです。
「これは、地方都市だからこそ可能な方法です。いいかえると、大都市にするのと同じ方法で、地方の魅力を引き出す(活性化する)事は難しいでしょう。」と先生はおっしゃいました。
ブランドを創り出して育てるのは手間ひまのかかる仕事です。価値観が多種多様化し、スピードを競う事が第一の大都会でこの手法がそのまま通用するとは限らないかもしらません。とはいえ、いわゆる箱もの行政で地方を活性化する、という考えも改める余地はあるのではないか、と、思うのです。
先生の作品はこちら
初めてお会いした時の先生をイメージ。
松山市ことばのちから委員会のロゴマークももちろん先生の作品。
◆Twitter◆
実は、お目にかかるのは2回目です。が、今回の取材ではお目にかかる機会はないだろうと、私たちは考えていました。それが急遽、日程の最終日に先生の方からご連絡いただいたのです。もう、びっくりでした。
先生の事務所は松山市近郊、空港まで車で15分ほどのところにあります。
愛媛の名品菊間瓦を使った事務所の表札。素敵。
先生の仕事のひとつに、『地域のブランド化』があります。ブランドというとついヴィトンやエルメス、プラダなどを思い浮かべてしまうのですが、もちろんそうではありません。
地域にふさわしい価値を与える、ということ。その地域が何をして、どこを目指すものであるかを明確にし、個性を引き出すこと。もっとも大事な事は、そこに住む人の目線になって一緒に考える。すると、上からのお仕着せにない、個性的な装いが生まれるというのです。
「これは、地方都市だからこそ可能な方法です。いいかえると、大都市にするのと同じ方法で、地方の魅力を引き出す(活性化する)事は難しいでしょう。」と先生はおっしゃいました。
ブランドを創り出して育てるのは手間ひまのかかる仕事です。価値観が多種多様化し、スピードを競う事が第一の大都会でこの手法がそのまま通用するとは限らないかもしらません。とはいえ、いわゆる箱もの行政で地方を活性化する、という考えも改める余地はあるのではないか、と、思うのです。
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初めてお会いした時の先生をイメージ。
松山市ことばのちから委員会のロゴマークももちろん先生の作品。
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