愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

遠征散歩の功罪

2007年01月22日 | 愛犬の日常




 いきなりアーサーの不服顔だ。

 遠征散歩をするようになって、良い事と悪い事が出て来た。
 良い事は、知らない道を歩く事で、アーサーが飼い主を頼りに思うらしく、リーダーウォークが無理無くできるようになった事。
 悪い事は、1時間程度の散歩では
「短いよ」
 と帰りたがらなくなってしまったこと。
 そして、マンネリ気味のコースを選ぶと、



「つまんないよ」


 と、スネて歩かなくなってしまった事だ。
 プラマイ0? いや、マイナスの方が多いかもしれない。飼い主はまだ週末の3時間散歩の筋肉痛から立ち直ってないし。

 それにしてもどうよ、このボイコットぶり。

 ちょうど、少し先で、川底の清掃をしているらしく、船がでて大型シャベルでヘドロを掻き揚げる作業をしていた。
 そこまで歩いたアーサー、



「俺、ここで船みてる」


 とまた、勝手にヘタりこんでしまった。
 ああ、もう、世話の焼ける!

 仕方が無いので、帰りは新しい道を歩こうと、ジグザグに住宅街をつっきって帰った。
 歩く人も稀な、全然知らない住宅街というのは、他人の家に勝手に入るような落ち着かなさがある。これで犬を連れてなきゃ、不審者か押し売りだ。
 ていうか、そもそも犬を飼ってるからこんな所を歩いているわけで。