愛犬耳袋

 コーギー犬・アーサーとの生活と喜怒哀楽

アーサーの本名

2007年01月16日 | 愛犬の日常
 そういえば、愛犬アーサーにも血統書があったはず。
 ふと思い出して探ってみると、出て来た出て来た。




 明るいところで読んでいると、アーサーが寄って来て、



血統書を踏んづけた。


 バカ! それにはお前の出生の秘密が!!

 血統書はあればあったに越した事は無いが、会っても無くても犬本来の可愛さには関係ないものである。
 ただこれを見ると色々なデータが乗っているので興味は尽きない。
 たとえば兄弟とか、親戚とか。ネットに検索できるサイトがあるので、今度登録してみようか、などと思いながらも、それぞれの正式名称の長さに面倒臭さを感じたり。

 その名前だが、以前アーサーの里である、母犬の飼い主さんに
「最初のお産で産まれた子たちには『A』で始まる名前をつけるんです。次は『B』『C』と回数が増えるごとに変わっていくんです」
 と教えていただいたことがあった。
 アーサーの母・ハナちゃんにとって初めてのお産で産まれたアーサーたち兄弟犬は皆『A』で始まる名前になっている。
 ちなみにアーサーの正式名称(届出名?)は「アトラス」である。
 アトラス。
 なんかこのままでもいいぐらいカッコいい名前だな。
 おい、アトラス。



「……」


 あんまり反応が無い。日頃呼んでないからなぁ。
 そういえばアトラスって、何かの神様だっけ? 気になって調べてみた。


アトラス [Atls]
(1)ギリシャ神話の巨人神。ティタン神族の一人。オリンポスの神々との戦いに敗れ、罰として世界の西の果てで天空を支える役を課せられた。
(2)〔メルカトル以来、地図帳の巻頭にアトラスの絵を描いたことから〕世界地図帳。
    (三省堂提供「大辞林 第二版」より)


 巨人神……。
 産まれたときから他の兄弟より並外れて大きくて、しかも暴れて、臍の緒切るのも大変だったという、アーサーにピッタリの名前である。
 しかし、我が家のアトラスはちょっとやそっとじゃ反省しない。
 今日も今日とて、西の果てどころか、我が家の東の部屋でゴロゴロ。
 勝手に布団にのっかって



もう寝そう。