盛岡・色彩による心のケア ハートフルカラー セラフィ

岩手県盛岡市を中心に、色彩心理の専門会員が、色彩とアート表現を使いながら、心のケアに役立つ活動をしています。

栄養補給

2013-03-30 22:32:57 | 
年度末、いろいろあって、正直、忙しい

でも私なんかは序の口みたいなもので、もっともっと忙しい人を沢山知っている。
そのほとんどの人は睡眠時間を削って、がんばっている。

今日は、そんなさなかの休日で、「何が最優先」か迷ったけど、とりあえず、休んだ

睡眠不足大敵なので、普段の不足分を取り戻しつつ、、久しぶりに本を読む。

昔、「よいカウンセラーになるには」みたいな質問に対して、偉い先生が「映画や本を沢山見たり読んだりして、共感力を養う」みたいなこと言っているのを聞いた(か、読んだ)。

参考文献を片っ端から読んだり、療法を覚えたりすることで、いっぱいいっぱいだったその頃の自分には、ちょっと力が抜ける感じのする答えだった。

正論かどうかはともかく、忙しい時に、まったく関係のないフィクションの世界に足を踏み入れるのは一瞬躊躇する。
でも、敢えて。

去年の出会いをきっかけに、こういう時間が、自分にとって大事だということがわかったから。

初版1967年、2012年第52刷発行(!!)の、クラシック(よい意味です)な児童書をもうすぐ読破




接客の裏側

2013-03-17 21:59:47 | ココロ

たまたまだろうけど、最近、<残念な>接客を受けることが多い。

そんなにすごいレベルを求めているつもりはないけれど、あからさまに「疲れています」という態度や棒読みのセリフを聞かされると、不愉快というよりも、心配になってしまう。

きっと、この店員さんの精神状態は、少なくとも客に気を配れる余裕のあるものではないんだろうなあ、と。

そして、店員同士のコミュニケーションだったりとか、一人にかかる業務量とかを無意識に観察してしまう。

多分、どの業界だとしても似たような構図がある。

自分も仕事ではものすごく相手の様子に神経を使う。
だから、自分がベストの状態でいられるようにすることも、仕事のうち、と思う。

ちなみに今日は、整体だったので、尚更残念だった

ネオンカラー

2013-03-17 00:13:50 | 色彩コラム

調べてみたら、1990年代に流行って、今年の春またトレンドらしい、「ネオンカラー」。

この前、ある人に「絶対着ないでしょ!」と断言されてしまったけど、そういうわけでもなくて、TPOを考えると着る機会を選ぶ色……というだけなんだけど。


でも、本当に自由でいい場所や、差し色に使うとか、小物に使うというのはよいかも

気分に合わせて色を選ぶ、もありだけど、逆に色から影響されることもあるので

フィギュアスケートの大会を見ていたら、女子の衣装で何人かまぶしいくらいのネオンカラーを着ていた。
そして、皆とても元気が伝わってくるプログラムだった

ネオンカラーは、ビビットな蛍光色、と考えるとピンクやオレンジだけでなく水色や黄緑なども。男の人もちょこっと使いで元気になれるかも

色のメッセージ性

2013-03-14 22:13:18 | 色彩コラム


いつも何気なく見ていた就職情報の公告。でもよく考えたら、文字と色がこれだけ並ぶと壮観!

昼下がり、この頃、ページ数も増えたなあ、、と思いながらめくる。

で、気がついたら、一個一個の公告の色をチェック

もちろん専門のデザイナーの方が制作しているのだろうから、それぞれの「ねらい」が伝わってきて、プロの仕事だな~。といちいち関心。

目を引くような色づかい、とか、職種に合った色づかい、とか。
たとえば、同じ青でも、濃い青とやわらかい青では全然違う、みたいに。

で、紙面は、いろんな色が満載になる。

実際に仕事を探す人は中身でチェックするから、どれが目立つ、というのは大きな問題ではないのかもしれない。

でもやっぱりこの公告の向こう側には、その会社の担当者がいるわけで、そんなふうな観点で見ると実は選ぶほうにもその会社のいろんな情報が見えてるのかも。。

最近は、パソコンで自分でチラシや名刺を作る方も増えてきた。私もそうだけど。。
自分の伝えたいイメージをぴたりと表現できるようになりたいなあ、とあらためて思いました

むらさき

2013-03-14 13:22:32 | 色彩アートセラピー


友人から、約束していた「毛糸」をもらった。

「こめんね。紫しか残ってなくて」って言われたけど、最近、紫が苦手じゃない私は、謝ることないのに~と思いながら、久しぶりの感触を味わいつつ受け取った。

そういえば、「紫」って、意味を訊かれることが多い。

先日の色彩アートセラピーの体験講座でも質問がでた。

他の色も、訊かれてはいるんだろうけど、「紫」について語る時、人はちょっと考えこむことが多いような気がする。


そういう私も、ちょうど色彩アートセラピーを習い始めた頃、「赤紫」が気になる色で、「どうしてだろう」ってよく考えていた。

自分の答えも、人に答える時も、答えは、その時々の状況で変わる。

癒してくれる色、だったり、

複雑な意味をもつ色、だったり、

成熟を表す色、だったり、

高貴な色、だったり、

精神性を大切にする色、だったり。

もともと、色は色。
言葉は言葉。

でも何か、言葉に繋がるイメージを色は持っている。


これから沢山の人から、その人にとっての、色の話を聞けるといいな。