棚卸し

ある時、起業コンサルタントの方の本を読んでいて、はっとしたことがあった。

「どうして心理学系の起業家の方って、プロフィールにすごく沢山資格を並べていることが多いんでしょうね」みたいなことが、書いてあった。

そう、いるいる、そういう人。

そういう私も、心理カウンセラーの他に、カラー関係の資格をいくつかプロフィールに載せている。でも多分、これでも多くはないほうだと思う。

同じ業界の目線で見ると、沢山の資格が並んでいるプロフィールを見て、時々うらやましいと思うこともある。
ひとつのことを勉強すると、関連してあれもこれもと興味がわいたり、役に立つんじゃないかって気がしてくるけれど、時間やその他いろいろ制約があって全部を勉強できるわけじゃないから、それができる人がうらやましい、という気になる。

でも、言われてみると、他の職種の方ではプロフィールに載せている資格が、こんなに山積みになっている人はあまり見ない。
そうか、確かに不思議かもしれない。

起業して、８年目。
一生懸命カウンセリングをして、必要性を感じて時々講師の仕事もするようになって、その間にもさまざま思うことがあって、新たな勉強や、自分なりの＜修行＞もしてきた。
そして、少しずつ、仕事の形が「シンプル」ではなくなってきた。

実はこの春は、自分の仕事を見直す時期と決めていた。
以前、やっていただいた「月よみ」でもそんなふうに言われて納得！だった。多分、年齢的にもそういう時期なのかも

なので今、自分ができることが何か、やりたいことが何か、物理的にどこまで可能か、一つひとつ点検しながら、整理して、形にしている最中。
思わぬことが起こるのも当たり前。また変わっていくかもしれないけれど、自分なりの軸はぶれてない、ということだけは確か。

というわけで、ウェブサイトをいじっている合間のひとりごとでした