以前に同じ作詞・作曲セミナーで知り合って以来、親しくして貰っている音楽仲間で広告代理店に勤めるTさんが、過疎化している神戸市の桜ヶ丘中学校の卒業式で、後輩に向けて餞のアニメーションを制作し贈ったことが、ヤフーニュースに載ったと知らせがありました。
神戸市にあってもその校区は少子高齢化で、多い時で一学年300人ほどいた生徒数が、今では3割に減少しているとか‥‥。コロナ禍自粛での学校生活を余儀なくされた卒業生たちに励ましを込めて贈ったということです。
その記事「卒業生の門出をアニメでお祝い 神戸・桜が丘中OBら作成、「鷹の爪」の作者も出演」を見て、僕も以前に同じような想いで徳島の母校の後輩たちに『私の故郷』という愛唱歌を贈らせて貰ったことを想い出しました。
当時Tさんに相談して、現在住む大阪と地元の新聞などに取材を受け、大きく掲載・発信して貰ったのを憶えています。
美波町の由岐中学校では、僕らの頃は一学年100人くらいいたのが、今は全学年で30名足らずになっており、いつか閉校になる日も近いかも知れません‥‥。
Tさんの出身は神戸と聞いていたので、その地域や母校がまさか同じような状況にあって、そんな活動もされていたとは驚くと同時にとても親近感も憶えました。
そう言えば『私の故郷』を歌って貰った竹野留里さんも大学を卒業し、コロナ禍の中で歌の道を歩むべく北海道を後にして上京します。
若い人たちの未来に幸多かれと願う春です!
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