
公団の建て替えに伴う千里山駅前再開発で、メイン工事の一つであるバイパス道路の架橋が始まっています。阪急電車の線路を超えて東西に結ばれる2車線&歩道の跨線橋道路です。
写真のようにホームに立つと、大きな弧を描き左右から差し渡される風景が見て取れます。真下まで行って仰ぎ見ると、未だ予定の半分の幅しか架けられていないようで、完成すればその2倍の幅の道路となる筈です。夕方に囲いの中で別の角度から工事現場を俯瞰すると、これから完成させるための鉄のパーツが大きなクレーン車の奥で横たえられているのが見えました。
バイパスの下面にはビッシリと鉄のパーツを組み付けるためのボルトが見られ、それはとても美しいとは想えないものです。街にも景観デザインへの意識が問われていますが、本来はこのような視点にも注意が払われることが大事なのです。予想されたこととは言え、これからこの醜い下面をホームから見上げ続けなければいけないのかと少し気が重くなりました。ただ人の頭上に当る部分に何かを取り付けられるような輪状の突起物があり、安全のためやこの醜さを緩和するパネルなどが付けられるのかも知れません。
思ったより低いもので、このことで、カンカンガクガクの討論がされていたのだったことを思いだしています。
今日は全幅までのパーツが組み上がっていました。改めてかなりのボリューム感を感じますね。
まぁ、改札から遠いので、そんなにホームの北端まで行くことは少ないとは想いますが‥‥。
雨の時には屋根になり、西のホームでも濡れませんね。
今日通勤時久々に東の改札から入ろうとすると全貌が見えました。
なんだか違和感があるのですが、でもこのおかげで
踏切での悲惨な事故が未然に防げるのであれば
と思わないでもありません。
あとはフィニッシュでどれだけ周りの風景と違和感ないカラーにするかとか
仕上げ段階でいろいろ工夫して欲しいですね。
そうですね、吹田市の行っていた住民参加のまちづくり懇談会でも、その辺りの従来の風景との親和感がどうなるかが、反対する人達の心配や意見の一つだったと想います。