経済評論家の中原圭介さんの本は、「良いインフレ」と「悪いインフレ」また「良いデフレ」と「悪いデフレ」があるなど、一般庶民の視点で日本経済のことを興味深く読み解いてくれるのでよく読んでいます。
また証券アナリストという面でも同じように、大企業だけではなく内需を支えている中小企業や中間層の維持・復活が、今後の安定的な経済成長の鍵になるという提言もされています。
最近の著書『5年後の世界経済入門』を読んでいて、「働く人の幸せに繋がる会社」として或るファッション・メーカーが紹介されていました。
どこかで見た名前だなと想ったら、阪急梅田駅の改札を出た踊り場にショップ「アースミュージック&エコロジー」を出している「クロスカンパニー」という会社でした。
宮あおいさんを起用したテレビCMも良く見ますが、岡山から発祥したのも90年代と比較的新しいにも関わらず、既に400店舗までに拡大・急成長して注目されています。
女性中心にしたほとんど全員を正社員として雇用し、彼女達が仕事をしやすい環境を整えることで、その能力喚起に繋げて経営の好循環を続けているということです。
株式が非上場ということも、最近のアメリカナイズされた株主志向の経営の枷から、オリジナルで自由な発想の経営ができる理由でしょうか。
地方にはこのような自律的な考え方で成長している会社が意外に多いということです。