昨年、NHK「卵子の老化の衝撃」という番組が大変な反響で、多くの女性ならずとも少子化に悩む国全体で話題になりましたが、今朝のニュースを見ていたら卵子は老化するだけではなく、卵子になる細胞の数も若い年齢の内に減少しているという深刻な内容でした。
子供の時期には200万個あった細胞が、20才を過ぎた辺りから30万個くらいに急激に減少していくばかりのようです。その結果として6組に1組の夫婦で不妊の傾向が現れてきているということでした。
番組では自らも不妊的な状況になったキャリアウーマンの方が、NPOを起ち上げ若い女性に同じような後悔をして貰いたくないということで情報発信をされていました。
デフレで若い子育て世代の経済状況が厳しいことや、自分の人生設計を仕事の充実に向ける女性が増えていることなど様々に語られますが、このような卵子の老化と共に細胞数の減少という大切な情報が、若い女性一般に正確に伝わっていなかったことも少子化の大きな原因だと想われます。
AMHという血液検査で2週間くらいで判るそうですので、一度受けておかれるのが安心できるかも知れません。