阪急千里山駅の東改札口の真正面に格安切符の自販機「きっぷ名人」が設置されています。土・日・祝日の割引や平日の通勤時間以外の割引など、2から4枚綴りで購入できいつでも使えます。正規運賃から10円や30円など僅かの金額ですが4枚綴りだとかなり割安感が出てくるようです。以前から販売されていた格安切符かも知れませんが、このように目立つ場所で自販機になったのはかなりアピールすると想われます。
季節柄これからはお正月のお出掛け格安切符が売られると想いますが、このように手軽に出掛けるインセンティブを与えて貰うと人が動きやすいので、もちろん電鉄会社の増収ひいては広く地域の活性化にも繋がると想います。
先日、住民が高齢化し自動車の利用も多く年々厳しい経営を余儀なくされていた第三セクターの地方鉄道で、高齢者を対象に思い切り低価格の休日運賃を実施したところ、乗客が2倍以上に増えて市が出した補助金を上回る総合的な経済効果が見られたという特集ニュース(動画)がありました。同じような悩みを持つ多くの地域の担当者が希望を求めて視察に訪れているようでした。特に人が動く道路(高速道路)や鉄道については期待できるので、このような試みは総合的な経済効果を良く研究・検討し実施して貰えればと想います。
・格安きっぷ料金表 (千里山駅)