先週日本テレビで「SONG OF JAPAN ~のど自慢ザ・ワールド~」という、外国人がJ-POPを歌って採点を競う番組がありました。ソングライティングを長く趣味としている僕としては、世界の中のJ-POPの情報として興味深いものでした。
先ずデープ・スペクターが世界中でJ-POPを愛する人達が増えていることをリポートしていました。日本のアニメを初めとするサブカルチャーの世界的な人気や、ユーチューブなど日本の映像・音楽に手軽に触れられる環境が生まれたことがその背景にあります。
関連ではイギリスのスーパードライというカジュアル・ファッション・ブランドが、日本語のロゴがクールということで大変に受けているのも同夜のニュースで報じられていました。インターネットは世界の壁をどんどん低いものに変えていくようです。
歌唱力は全ての出場者がなかなかのものでしたが、その選曲が荒井由美の『卒業写真』からレミオロメンの『粉雪』また尾崎豊の『I Love You』ドリカムの『何度でも』まで、メロディアスな曲からリズミカルで乗りが良い曲などバラエティーに富んだものでした。
日本語の歌詞の発声のスムーズさには個人差があるようでしたが、それぞれの選曲の理由に歌詞の素晴らしさ・奥深さを上げていたのがとても印象に残りました。歌詞が分からない歌でも楽曲の想いや良さは伝わりますが、「あなたは私の 青春そのもの (卒業写真)」「明日 今日より笑顔になれる(GReeeeN)」「100年先も 愛を誓うよ (嵐)」など、歌詞の意味を理解してより好きになったと多くの出演者が言っていました。良い歌とは曲の美しさはもちろんですが、それにマッチングする歌詞の素晴らしさが大切なことを、僕もソングライターの端くれとして改めて想い直しました。
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