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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

合同作品展の搬入

2007-03-16 00:10:18 | 千里山ギャラリー
夜のちさと図書館の復元教室で、たくさんのおじさん達が何をされているのかと言いますと、明日から日曜日までの3日間の予定で開催される「楽がき・パレット・天彩クラブ合同作品展」の準備に集まって来られているのでした。
「楽がき・パレット・天彩クラブ合同作品展」は千里山周辺の3つの絵画サークルが、共通の永田先生に習われているというご縁で、総勢40数名が一緒に展示しようという今回の企画になったそうです。
午後6時に搬入ということをTさんにお聞きしていたので、夕食の買い物ついでに覗かせて頂くと、三々五々と作品を抱えて入って来られます。皆さんのお顔は楽しそうに輝いて見え、もの(作品)を作ることは良いものだと改めて感じました。
千里山の風景を描いたものも何枚かありましたので、この週末にお時間があるようでしたら、ぜひ一度ご覧になられたら如何でしょうか。

楽がき・パレット・天彩クラブ合同作品展

2007-02-23 00:58:40 | 千里山ギャラリー
今日お昼頃千里山駅へ下りて行く途中、バッグを引いた二人連れに声を掛けられました。振り返るとブログ仲間の夢さんと、絵を習っている永田先生でした。これから千里山団地などの風景をスケッチしようと、良い場所を探しておられるところでした。
今春から千里山まちづくり協議会の会長になられたので恐らく忙しい日々が続き、近々に予定されている合同作品展に発表する絵がまだ描けていないのかも知れません。
バッグの中身を覗かせて頂くと、スケッチブックや絵の具などの他に、デジカメも入っていました。気に入った風景をその場で仕上げるだけではなく、写真に撮り帰って家で作品にしていく場合もあるということでした。
夢さんのスケッチは千里山でもなかなかの評判で、特にポストカードのシリーズは良い味わいのものをたくさん見せて頂きました。千里山のお店や路地裏通り、駅舎や桜並木など見慣れた風景も、スケッチのタッチによって一層魅力的な街に感じられます。今回の合同作品展でもそのような作品をたくさん見せて頂きたいと思います。

楽がき・パレット・天彩クラブ合同作品展
日時:3月16日(金)~18日(日)10:00~18:00 (最終日は17:00)
場所:千里山・佐井寺図書館
TEL:06-6192-0516

「森のアトリエ」岡みき Xmas作品展

2006-12-22 00:11:24 | 千里山ギャラリー
今日はお昼過ぎに吹田泉町在住のイラストレーター岡みきさんの「森のアトリエ」を訪ねました。今週初めから24日(日)のクリスマス・イブまで開催されている作品展を見せて頂くのが第一の目的です。
岡みきさんはグラフィックデザナーとして「るい企画室」に勤務後、フリーのイラストレーターとして又絵画デザイン講師として活動を開始され、最近では「どうぶつ村から」に代表される小さな命の営みを、四季の彩りの中に描き出す温かい作風が高く評価されています。地元吹田で子供達に絵を描く楽しさを伝えることにも意欲的に取り組んでこられています。来年度からは吹田市展の審査員にも招聘されているということです。
そしてもう一つの目的ですが、実は千里山.NETのエンターテイメント・コンテンツとして、千里山を舞台にした電子絵小説「RABINI」を僕が以前から計画していて、その挿し絵に岡さんとのコラボレーションをお願いしていまして、僕のストーリー創作が全く進展していないことをお詫びし、改めて来季に向けての意欲を聞いて頂くことでした。
今年一年は千里山.NETの構成を何とか形にしていくことに精一杯で、色々な企画を進めていく時間的な余裕も取れませんでした。来年も厳しいプライベート時間の中ですが、何より楽しみながら頑張っていこうと思っています。

・「Four Seasons」から「春・うさぎ」 (拡大)
・併設されていたイラスト教室の子供達の作品展示

【追加】「RABINI」メイキングのブログカテゴリーRABINI通信も折々に発信していきます。

「麦わらぼうし」グループ展

2006-12-13 00:05:38 | 千里山ギャラリー
今日のお昼、画廊喫茶ル・パルクの「プチ贅沢ランチ(鶏手羽元の黒酢煮込み)」を食べに行きますと、ちょうど手作り絵本のサークル「麦わらぼうし」の作品展示がされていました。
「麦わらぼうし」は千二地区公民館に集まりオリジナル絵本作りを楽しんでいるグループですが、毎年この時期には翌年のカレンダーをそれぞれのメンバーが各月の絵を担当し、共通のテーマで共同製作しています。今回は何故か猫をテーマに展開しています。イノシシではないところが却って面白く、決してプロのように完成度の高いものではないと思いますが、それぞれの個性溢れるオンリーワン(ニャン?)なカレンダーに出来上がっています。美味しい食事のついでに気楽に鑑賞できますのでお薦めします。
又、ル・パルクは近くにグレース幼稚園があり、若いお母さん達のおしゃべりの場にもなっています。ある日の喧噪をこっそり「千里山の音」にコレクションしましたのでお聴き下さい。

癒しのアートサロン

2006-12-04 00:26:26 | 千里山ギャラリー
先日「街かど情報連絡板」に個展情報を寄せて頂いた、千里山駅前の調剤薬局サンファーマシーを訪ねました。今日一日だけのヴェール・ペインティング作品展が開かれて、お店の中では作者であるイースト由美子さんが奏でるライアの音色がゆったりと流れています。
ヴェール・ペインティングは水彩絵の具の薄色を何度も塗り重ね、ヴェールのような淡く繊細なグラデーション・タッチの絵が特徴です。イーストさんは桑沢デザイン研究所でファッシヨンとインテリアを学んだ後に渡米し、絵画とライアの演奏者としての活動をされています。
ライアは1920年代にドイツで産まれた比較的新しい楽器ですが、ハープのような形態のスチール弦楽器で、「千と千尋の神隠し」の主題歌で伴奏に使われていた楽器と言えば分かりやすいでしょうか。クリアでありながら柔らかい膨らみのある音色で奏でられるスローテンポな曲想が、イーストさんの原画に響き合ってしばし憩いの空間が生まれました。
サンファーマシーではサンフォレストというブランドで、アロマ・マッサージや器具・ハーブエッセンスなどの展開をされており、今回のホリデイ・イベントのような試みもその一つです。これからも千里山の街の生活に、潤いと彩りを提供して頂けることを期待しています。

※写真はサンフォレストで求めたアロマランプで、早速ラベンダー・ヒノキのエッセンスで使用中です。

「千里山ファミリーフェスタ」に思う

2006-11-27 00:11:23 | 千里山ギャラリー
今日は一日中小雨模様の曇り空の中でしたが、千里山ファミリーフェスタが千里山会館と第1噴水を会場に開催され、多くのお孫さんを連れたご家族が訪れました。
お昼前に覗くとちょうど2Fの大広間ではジャズの賑やかな演奏が始まっていました。デキシーランドジャズの懐かしい音を聴いていると、千里山という街に良く似合っている音楽だと改めて思います。プレーヤーで聴く擦り切れたレコードの少し洋風でレトロな雰囲気を、千里山の街のイメージにだぶらせる部分が僕の中にあるからなのでしょう。
3Fでは恒例の自治会の方達のクラフト作品が展示され、その中に今年は「姉妹都市・田園調布」のパネル展示がありました。千里山と田園調布は英国の郊外都市レッチワースをモデルに、大正時代に前後して開発された街であったことは良く知られています。田園調布の街があれほどまでに多くの人が憧れる街になり得たのには理由があります。もちろん多摩川の清流や自然豊かな丘陵という恵まれた条件、又首都圏の資本力も大きなものでしたが、それにも増して街づくりへの高い住民意識があったと言われています。昭和57年に制定された「田園調布憲章」もその現れですし、東急関連サイトの「田園調布の歴史」などを見てもその事が良く分かります。
千里山自治会も田園調布会と同じように独自に街並みを作り、千里山の暮らしを守ってきた伝統があります。これからも千里山は時代と共に変貌していくことになるでしようが、街の歴史への想いを深くするということも、その方向性を考える上で大きな要素にしなければならないと思います。

※「イベント」×「文化祭」にページを作成しましたのでご覧下さい。

点字は世界の触文化

2006-10-29 00:27:24 | 千里山ギャラリー
千里山.NETの「イベント情報」にも掲載していますが、昨日から29日(日)午後4時まで、ちさと図書館で「点字は世界の触文化」という展示会が催されています。
「吹田図書館ともの会」の人達が企画主催し、吹田の点字ボランティア団体「円(まどか)」の協力のもと、今回見応えのある興味深い展示となっています。身の回りの生活グッズに付けられた点字表示や、多くの絵本や公共パンフレットなどの点字出版物(「般若心経」もあり)、中でも僕は多様な古い点訳機の展示に面白く見入りました。
以前デザイン学校の卒業制作のテーマ探しで、大阪の日本ライトハウスを訪れたことを想い出しました。その時対応して下さった係の方に見送られ、将来人に役に立つ良いデザインをして下さいと言われました。卒業制作は別のテーマになったのですが、その時調べた事などは不思議に今でも鮮明に憶えています。

千里山絵はがき

2006-10-20 00:01:17 | 千里山ギャラリー
千里山.NETで「街並み案内」やサイドメニューのスライドショーに使う写真が、この一年近くで随分たくさんHDDに溜まってきています。デジカメなのでパッパッと撮って、トリミングや傾き・色合いなども後処理ですることが前提になっているので、余り一枚入魂の写真など撮れるはずもないのですが、中には僕なりにこれはと思える原石(?)のような絵も混っているものです。
そこで「千里山絵はがき」としてページを新たに作成し、PDFファイルでダウンロードや自由に印刷して頂けるようにしました。今後は写真ばかりではなく、千里山のスケッチなどもシリーズ化できれば楽しいと思っています。
「千里山絵はがき」から何種か計300枚を、22日開催の「Rua Feliz (幸せの街路)」で噴水会場の千里山.NETブースに来て頂いた方に配布する予定です。ぜひ一度はお立ちより下さい!!

※「街並み案内」×「ウォーキング」の右上に「千里山絵はがき」ページへのリンクボタンがあります。

「土橋隆弘 ガラス工芸展」に行ってきました

2006-08-08 00:17:53 | 千里山ギャラリー
今日も猛烈に暑い日でしたが、最近では珍しく一日中外出しました。しかも数時間は炎天下を歩き回る仕事でした。まだまだ体力はあるなと自信を持ちました。
午前中は京都大丸で開かれている土橋隆弘君の個展に行き、久しぶりに会うデザイン学校の同級生の成長と活躍に大いに刺激を受けました。
近頃は作品を実際に作ることよりも、考えている時間の方が長くなっている、ということを彼は言っていました。若い頃に日本全国のガラス工房を渡り歩いて修行し、長浜の黒壁に腰を落ち着かせて数年、彼にとって技術的な探求が一段落して、その表現の方向を求めて精神を研ぎすましているように僕には映りました。振り返って自分はどれほどの境地で、デザインを追求しているのだろうかということを思うと、非常に厳しい現実に直面せざるを得ません。別れ際に面白い人達が集まるサロンのようなものにお誘いを頂きましたので、連絡が来るのを楽しみにしています。
午後は大阪に舞い戻って、最近グランドオープンしたシティープラザ大阪の周辺を数時間リサーチして歩きました。この事には未だ詳しくは触れられませんが、その後しばらくロビーで涼を取っていると、偶然吹田商工会議所におられた村井さんに声を掛けられました。近況報告をし合って別れましたが、その場所でお会いしたことに何か不思議なご縁を感じました。
とにかく日頃座業に等しいワークになりがちな僕にとっては、とてもタフなスケジュールでしたが新しい出会いも多く楽しい一日でした。

千里ニュータウン展

2006-06-04 00:25:20 | 千里山ギャラリー
4月22日から開催された千里ニュータウン展もあと明日を残すのみとなりました。非常に好評で2万人の入場者を突破したそうです。会場となった吹田市立博物館は一年間の入場者数が5千人ほどの施設ということを考えますと、今回の企画展の異常な人気ぶりが窺えます。僕自身もアクセスの便が悪いということもあってか、博物館は今回が初めての訪問です。市民参加の企画展としては画期的な試みであり、それがこのように成功したことで、吹田市の掲げる行政と市民との「協働」のシステムが、より進展するきっかけになるのではないかと思います。
ニュータウン展自体は、展示物にしても小規模の手づくり展という感じでしたが、そこで家族を持ち、子を育て、そして今リタイアしていこうとしている団塊の人達が、自分達の街や時代をどれだけ愛しているか、という事が伝わる温かい空気に満ちていました。
千里山からは、まちづくり協議会の松岡・筏・廣瀬の3氏が、市民ボランティア・スタッフとして参加し、中心的な活躍をされました。昨年9月より打ち合わせなどを重ね、合わせて企画された講演会や街歩きイベントに付き添われるなど、長い期間中本当にお疲れ様でした!!

【追記6/6】上記の松岡氏より期間延長の情報メールが届きましたのでご紹介します。
吹田市立博物館の千里ニュータウン展が6月4日大成功で終了しました。私も市民委員の一人として色々なイベントに企画段階から参加しました。
ニュータウン展は市外の市民からも注目され、マスコミの評価も高いので、展示が延長されます。(期間 5月17日~6月22日)

千里ニュータウン展

2006-04-14 01:19:51 | 千里山ギャラリー
4月22日(土)~6月4日(日)の予定で、「千里ニュータウン展」が吹田市立博物館で開催されます。千里山.NETでもイベント情報としてアップしています。
パンフレットにも見られるように、この時代は日本にとっても高度成長という、モノの豊かさという共通の夢を求めて、気持ちを一つにして頑張ってきた時代と言えます。最近は「モノの豊かさから、心の豊かさへ」というような言葉をよく耳にしますが、「心の豊かさ」はどうであれ、「モノ」を軽んじる考え方には、強い反発と危惧を感じている一人です。これは自分がプロダクト・デザインを生業にしていることからくるのかも知れませんが、僕が世の中を観る様々な考えの基本にあるものです。
非常に単純に言ってしまうと、モノのように手に触れる中で、長い時間を掛けて創り上げていき、コツコツ利益を出していく経済と、金融経済のように一瞬の投機や、マネーゲームの中で巨利を揚げるシステムとが、それぞれどのような社会を志向しているかを想像する時に、前者の方を大切に守っていかなければいけないと考えています。現在の日本の大勢が、大きく後者に傾きかけていっていると認識しつつも、そうではない生き方にこだわりたいと思います。
さて、「千里ニュータウン展」ですが、もう一度モノの持つ楽しさや夢そして活力など、今の時代に語りかけてくる本当のメッセージを、僕自身も確認できることを楽しみにしています。ぜひ皆さんも覗かれてはどうでしょうか。

「楽がき・パレットクラブ」を紹介します

2006-03-16 00:44:49 | 千里山ギャラリー


昨日3月15日(水)から3日間、千里山佐井寺図書館(復元教室)で「楽がき・パレットクラブの第一回合同絵画作品展」が行われています。サークル会員のお一人が当ブログの「街かど情報連絡板」に情報をコメント投稿して下さっていましたので、早速お昼過ぎに取材(?)に寄せて頂きました。クラブ発足一周年ということで、未だそれぞれの絵の方向性もまちまちなのが、これからの可能性も想像でき、かえって面白く拝見しました。ひっきりなしにお客さんも出入りされて、作者と楽しくコミュニケーションされているのが印象的でした。次回は千里山をメインにして、風景・静物・人物などそれぞれが得意なテーマで表現して頂きたいと、ついつい注文までつけさせて頂きました。皆さんもお時間があれば覗いて見て下さい。

万博ミュージアム

2006-03-03 01:20:06 | 千里山ギャラリー
丁度一年前の今頃は名古屋万博「愛・地球博」が開催されていました。いったいどうなるのかと心配されていましたが、終わってみればまずまずという人気でした(僕の周りで見に行ったという人はいなかったようですが)。どうしても大阪の人間にとっては、1970年の大阪万博の輝きに比べて、どうせ大した事ないと思いたいし、それも名古屋だろう(最近景気が良さそうやけど)とつい思ってしまうのでしょうか。いずれにしても日本人の万博好きは永遠のようです。
さて、名古屋万博に関連したTV番組などにひっぱりだこの一年を過ぎても、なおイベント企画が大人気の方が今回、千里山人(ちさとのやまひと)でご紹介する白井達郎さんです。
大阪万博の個人コレクターとして超有名な白井さんは、その趣味が高じて池田市のご自宅を「万博ミュージアム」に改造して、現在その館長をされています。昨年からは退職もされて、大阪万博一本にこれからの人生を掛けておられます。
昨年、僕も千里山の先輩M氏に誘われて白井さんをお訪ねし、当時の想い出に楽しい時間を過ごさせて頂きました。その後M氏から白井さんが「万博ミュージアム」の移転先を検討中という情報を聞きました。カフェ・ミュージアムのようなものをお考えらしく、それならぜひ千里山に誘致できたら素晴らしいという事を話しました。僕のイメージでは、Mr.ドーナッツの裏の半地下の空き店舗に、「ウルグアイのファサード」がピッタリなんですが、どうでしょうか? 空き店舗活性化プロジェクトとして、商店街への補助金の対象にならないものでしょうか? 
白井さんはもちろん千里山の方ではないのですが、将来誘致が実現すればという夢を込めて、千里山人(ちさとのやまひと)に採り上げさせて頂きました。