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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

吹田を知る

2007-10-31 00:30:12 | 千里山ギャラリー
来月12日(月)から週末まで一週間の日程で、千里山東の関西大学博物館で「吹田を知る」と題する展示会が開催されます。
多彩なテーマが設けられていますが、中でも興味深いのは我がまち千里山に関する「千里山大正ロマン」展です。
「‥‥大正10年代の千里山は、経済的・文化的に大きな発展を遂げることになります。英国で大きな成功を収めた田園都市レッチワースの街並みをモデルに千里山住宅の開発が進められていきます。また関大の誘致と平行して千里山花壇(後の千里山遊園)が開園されます。そして、現在の阪急千里線の元となる北大阪電鉄の開通など‥‥当時の資料を基に華やかに訪れた千里山的大正ロマンを紹介します。」
とパンフレットのリードに書かれていますが、関西大学に保管されている資料には多くの千里山開発関連のものが含まれ、写真や文献など直接見聞できる良い機会となりますので、住民の方もぜひ展示会を訪れてみてはいかがでしょうか。

平成19年度文化庁芸術拠点形成事業(ミュージアムタウン構想の推進)
関西大学博物館展示会
「吹田を知る」
開催期間:2007年11月12日(月)~11月17日(土) 詳細地図

『あなたとして展』

2007-10-23 00:10:40 | 千里山ギャラリー
今日の午後梅田に行く電車内で、千里山在住の絵ことばイラスト作家として各方面で活躍されている「たかいたかこ」さんとお会いし、十三まで楽しくお話をさせて頂きました。
「ベーグルという雑誌の特集で、たかいさんの絵ことば教室の紹介記事が、絵ことばカードの綴じ込み付録つきで出てましたネ。」
「あれは9月号だったのでもう本屋さんには無いのよ。」
「もう少し知ったのが早ければ、ブログでも紹介させて頂けたのに‥‥。」
「ありがとう。では、今度また箕面でコラボ展示会をするので!」
と言いながら、11月1日から行われる『あなたとして展』の案内カードを見せて頂きました。
この夏に体調を少し崩しておられたということですが、すっかりいつものお元気な様子で宝塚線に乗り換えて行かれました。
「あんまり頑張りすぎるので、気を付けなければいけませんよ。人間もある意味“精巧な機械”ですから。」
僕はその後ろ姿をしばし見送っていました。

『あなたとして展』
日時:11月1日(木)~6日(火) 11:00~18:00
場所:Cafe サルンポワク&ミカリギャラリー (阪急箕面駅前)
TEL:072-764-8200

※Bagel(ベーグル)の紹介:「医・食・住」のすべてにわたって「ヘルシー志向」を切り口に、毎日の「暮らし」と結びつけて解説する月刊誌です!
Bagel (ベーグル) 2007年 09月号 [雑誌]
学習研究社
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『07EXPO70ーわたしと万博ー』

2007-10-12 00:09:14 | 千里山ギャラリー
今月20日(土)から12月2日(日)までの予定で、吹田市立博物館において『07EXPO70ーわたしと万博ー』が開催されます。
昨年開催された『千里ニュータウン展』は、リクエストにより期間延長が行われるほど関西一円から入場者が訪れ、非常に好評裡に終わりました。大勢の市民ボランティアが参加する新方式の博物館イベントとして、今後のパブリックな活動への良き参考事例にもなったということも聞いています。又より多くの人々の関心を集めるテーマを設定したことが、大きな成功要因だったことも確かです。
さて、今年もその住民パワーの勢いを持続させて、特に関西人にとっては思い入れの深い『EXPO70展』となりました。人それぞれの心に残る万博の想い出のものを持ち寄り一堂に展示されます。EXPO70大阪万博の記憶は大阪ばかりではなく、高度成長経済の成果を世界に発信し、世界平和を高らかに歌いあげた日本復活の一大エポックとして知られているものですが、その時代を軸としてそれぞれの人達が投影させていた生活と思いを展示する試みは、自分史を振り返るという意味でも興味深く楽しみな企画です。
EXPO70の趣旨に因んだイベントもたくさん企画されているようです。今回は、僕のブログに「太陽の塔のマンホール」という吹田市のマンホールの蓋を扱った記事があり、そのことから「カラー・マンホール塗り絵」という親子参加アトラクションを提案させて頂いたりしました。残念ながら実現しませんでしたが、そんな縁もあって『07EXPO70ーわたしと万博ー』にもぜひたくさんの方に見に行って頂ければと願っています。

・『07EXPO70パンフレット』 (拡大) ・『07EXPO70イベント』 ・地図

【追記】週刊『昭和タイムズ』でもタイムリーに1970年号が出ています。

『千里山こだわり・お宝展』企画

2007-10-04 00:09:31 | 千里山ギャラリー
「まちづくりは人づくり。人と人のつながりが大切です。友人・知人・親族、様々な人間関係から譲り受けた作品など“あなたのお宝”を展示し、人と人のつながりの大切さを再認識しましょう」
という目的を掲げて、千里山まちづくり協議会が『千里山こだわり・お宝展』(仮称)を企画中です。絵画や書画、写真などを展示し、広く住民の皆さんに見て頂こうということですが、誰からどのように譲られたかというような謂われを、プライバシーに配慮した範囲でよいのでメモ説明として付けます。
開催日時:11月16日(金)~18日(日)の三日間で、展示場所:ちさと図書館の復元教室の予定です。
祇園祭りの時期に京都で行われる屏風祭(家々に伝わる屏風をそれぞれの家で公開する)の趣旨にも通ずるところがありますが、昨日企画提案者の一人のHさんとお話した限りでは、そんなに大それた貴重品ばかりではなく、広く“あなたのお宝”で考えて良いとのことのようです。
さて、写真はミスタードーナッツ千里山店の懐かしい一齣ですが、僕はパートをされていたTさんにお願いして、カップ&ソーサーを3組貰い受けました。いつか街の回顧展のような企画があれば‥‥という思いもありました。閉店日に店頭で配られた灰皿もセットにして展示したら面白いかも知れません。

千里山ギャラリー

2007-09-29 00:00:04 | 千里山ギャラリー
今月一ヶ月間ご覧頂きました『千里山.NETの見た景色展』が終了しました。
期間中はWEBサイトやブログなどをご覧下さっている方ばかりでなく、展示にご協力頂いた画廊喫茶「ル・パルク」に、たまたま食事やお茶に立ち寄られた方達も、地元千里山の写真は興味を持って見て頂けたようで、本当に嬉しく有り難く思っています。
後日改めて或る30人ほどのご婦人方の集まりで、今回の写真の解説コメントや「千里山.NET」のことなど、少しお話をさせて頂ける機会も設けられることになりました。ただの身近な街の写真にすぎませんが、それだからこそ一枚のイメージから、皆さんの中で何か広がっていく共感があるのでしょうか。
展示は今日終了してしまいましたが、WEBでも楽しんで頂けるよう「千里山.NET」の「ギャラリー」メニューに、今回の写真にスウィーツ集合など何点かプラスして、アルバム・ページを作成致しました。
尚、この「ギャラリー」では千里山の写真やイラストなどをご紹介し、素敵な風景や心に触れるもの達を、多様な色彩で見つめていければと考えています。自薦・他薦は問いませんので、よろしくご応募・ご協力頂きたいと思います!!

「千里山.NETの見た景色展」

2007-09-04 00:15:17 | 千里山ギャラリー
今日から9月28日(金)までの予定で、画廊喫茶「ル・パルク」での写真展「千里山.NETの見た景色展」が始まりました。地域情報サイト「千里山.NET」を日頃からご覧頂いている住民の皆さんはもちろん、インターネットに馴染みの無い世代の人達にも楽しんで頂けたらと思い企画しました。
内容としては多様なサイトページを作成するために撮影した、千里山の街並み案内やイベントのスナップ写真などです。中でも「千里山.NET」らしい景色としては、画面のサイドメニュー背景に使用している短冊形にトリミングした写真が、見慣れた場所の新たな楽しみ方として面白いと思われますが‥‥。
また、まちづくり協議会の発刊による「千里山まちづくくり作法集」という小冊子とCD-ROMの表紙に使用した、第一噴水と鳩の写真もそれらのモノと合わせて展示しています。パソコン画面で見て頂くことが難しいので、それぞれのページを印刷しファイルノートに整理したものも用意し、「千里山.NET」の概要が分かりやすくなっています。
ちなみに、夏の間中休まれていた「ル・パルク」ですが、同じく今日からまた営業を再開されていますので、美味しいプチ贅沢ランチやシフォンケーキを楽しみながら、秋の一月を千里山の写真でお楽しみ下さい、よろしくお願い致します!!

地図 ・案内看板を拡大

千里山の写真展

2007-09-01 00:12:04 | 千里山ギャラリー
mixiのコミュニティー情報欄に、写真専門学校に通う「とまとせんり」さんの千里山の写真展が出ていたので、メッセージのやりとりをして今日覗きに行って来ました。ブログ仲間の夢さんの車に同乗させて頂きました。場所は南千里の「菩提池」端のその名も「Bodaiju Cafe」で、ガラス窓を通してメタセコイヤの立ち並ぶ公園の自然が快く映ります。
壁に掛かったたくさんの写真を眺めていると、程なく「とまとせんり」さんがお友達と来店したので、挨拶と感想などを交わしました。夢さんも千里山のスケッチなどを描かれるということで紹介をしました。夢さんは10月28日(日)に開催予定の千里山平和カーニバル「Rua Feliz (幸せの街路)」の実行委員の一人でもあり、彼女に写真パネル展示での参加のお誘いもされていました。
写真は赤い“とまと”を小道具(ポイント)に使い、宙に飛ばしたり噴水の水面に浮かべたりと、動感のある千里山風景を創ろうとしているような作品や、差し込む光にこだわった千里山の街並みの連作、そしてモノクロームな阪急電車のシルエットなど、今回は作為の強く感じられるものが多いように思いました。若い女性が面白いと感じる観点が素直に出ているのかなと思われます。
今週末の9月2日(日)まで開かれていますので、散歩を兼ねて少し足をのばすのも良いのではないでしょうか? また近々にも千里山.NETのギャラリーページにご紹介させて頂くことにしています。

吹田・豊中の写真集

2007-07-28 00:27:19 | 千里山ギャラリー
千里山の建築家で『千里山作法集』の編集を一緒にさせて頂いた、中島祐三さんの事務所を夕方に久しぶりにお訪ねしました。
吹田・豊中の写真集を企画している「郷土出版社」の編集担当・五反田大輔さんが、吹田の有名な住宅地である千里山の古い写真(昭和20年~40年くらい)を探しており、『千里山作法集』のことを知って情報を貰えたらということで僕達に会いに来られたのです。本の切り口としては古い写真と現在の様子とを対比的に見られるものになるそうです。
『千里山70年のあゆみ』という自治会刊行の本のことはもちろん、想い出写真が豊富に掲載されている千里山会のホームページ、また長年地元でフォトスタジオを経営されて最近閉店された「千里山フォト」や、千里山関連の稀少写真も多く収蔵されている関西大学博物館学芸員の熊博毅さんなど、古い写真の情報に繋がる方達も紹介させて頂きました。また場所的には第一噴水や駅舎、そして千里山団地の桜坂なども推薦しておきました。
最後に帰られる時に、古い写真をお持ちの住民の方にもお願いしたいということでした。8月のお盆前後を締め切りとして、ぜひご連絡をよろしくお願いします。あなたの想い出の写真が本に載るチャンスです!!

株式会社 郷土出版社(有有編集)
TEL:06-4705-5101
担当:五反田大輔

「橋と電車」の写真展

2007-07-10 00:14:36 | 千里山ギャラリー
仕事などで一週間ほどご無沙汰をしていたカフェ・ド・ゴーシュに、夕方一息入れに出掛けました。ブログ仲間の「きりん」さんが趣味の鉄道写真の展示を始めていることは知っていたのですが、しばらく見に行けませんでした。
「きりん」さんはよくコメントなど頂いておりましたが、少し前からご自分でも「松屋きりん亭」というブログを作られ、鉄道関連やグルメ情報などをテーマに、キャラクターのファニーを使い親しみを感じる楽しい記事を書かれています。
今回はその鉄道写真の中から、「橋と電車」というテーマで5フレームほどの展示です。今年限りで改築が決まっている餘部鉄橋の姿や、千里線の下新庄・吹田間の橋を渡る阪急電車など、アングルに工夫を凝らしダイナミックな写真や郷愁を誘う写真も見られます。
実は僕も千里山.NETやブログなどで撮り溜めている「千里山の写真」を画廊喫茶「ル・パルク」で展示してみたいと思っていたところです。「きりん」さんに先を越されましたが、秋頃を目途に企画していこうと思っていますので、その時はまたよろしくお願い致します。

【追記】こちらのニコンカメラのWEBアルバムで展示写真が見られます。

吹田合同写真展2007

2007-06-14 00:01:04 | 千里山ギャラリー
梅田からの帰りに途中下車し、メイシアター展示室で行われていた「吹田合同写真展2007」を見学しました。今日が最終日ということからか、次々と人が訪れ賑わいのある展示会でした。
千里山関連では、新田地区公民館で活動しておられる「せんしんフォトクラブ」と、千三地区公民館の「千三カメラクラブ」そして佐井寺地区の「千里写心クラブ」の方達が発表しておられました。
千里山を撮影した写真がたくさん展示されているのを楽しみにしていたのですが、僅かに千里山駅の桜や噴水などを写したものがあるだけで、吹田の有名な事物・景観や中には奈良などの風景もあり、少し物足りなさを感じたのは勝手な期待をした僕だけでしょうか。
それはさておき、以前から「千里山.NET」主催で千里山撮影会を企画していきたいと思っています。吹田市で活躍されている写真家:中村史郎さんのグループのご協力も得られそうなのですが、上記の写真クラブの方達にも参加を頂ければより楽しいものになります。ちさと図書館で展示会を開いた後も、「千里山.NET」の中でギャラリー・ページを設けて鑑賞して頂けるので、一段と作品発表の喜びも感じて頂けると思うのですが。

千里山にギャラリー施設を!!

2007-05-10 01:06:55 | 千里山ギャラリー
少し以前の記事の「小森愼三展」に書きましたが、その時には小森さんに直接お会いできなかったのですが、今日お昼頃に千里山月ヶ丘の「ナチュラル・アート」に立ち寄っていると、偶然入って来られ紹介をして頂きました。
お写真では拝見していたのですが、実際にお会いした印象ではより精悍な感じを受けました。昨日の池川先生もそうですが、絵描きの方というのはエネルギッシュな人が多いように思います。どういうテイストにしろ、存在感やリアリティーを表現しようとする行為を続けてきた人というのは、自然に生命力が鍛えられていくものなのでしょうか。
お話してみると小森さんも約20年くらい前に千里山に来られたということでした。やはり街の中を隈無く歩き廻られていて、お気に入りのお店や場所のことなど、共感できることが多かったです。最後に吹田市には住民の趣味カルチャーを対象にしたギャラリーはあるのですが、プロの芸術作品を展示・鑑賞できる施設が無く、それは千里山にこそ相応しいというような事を仰いました。確かにそういったレベルのギャラリーは吹田には、そしてましてや千里山にはありません。小森さんは市に直接訴えたいと考えられているようで、ぜひ住民全体でも応援できれば素晴らしいと思いました。

パリ始発「池川茂 洋画展」に行って来ました

2007-05-09 00:03:13 | 千里山ギャラリー
7年ほど前から親しくさせて頂いている、洋画家の池川茂さんの帰国展に行って来ました。昨年と同じように、千里山のブログ仲間で水彩画を趣味で描かれている“夢”さんもお誘いしました。
道頓堀の松竹座の向かいにあるギャラリー香に入ったのはお昼前でしたが、池川先生は食事に出られないで僕達にお付き合い下さいました。一通り作品 (廃墟の城)を鑑賞し終えた後で、夢さんの水彩スケッチを少し見て頂きました。「お上手ですねェ」と言われて、照れながらも嬉しそうにされている夢さんが印象的でした。プロの画家が趣味の人の絵をまともに批評するはずはないと思いますが、それでも間違いなくそんなちょっとした言葉が励みになるものなのです!!
先生は50才の時に決意し、単身ヨーロッパに渡り半年は旅を続けながら創作し、後の半年で日本のファンの方達に個展を通じ絵を売られて、またヨーロッパに‥‥というスタイルをもう20年近く過ごされています。お会いする度にお元気になられているように感じるのは、本当に凄いことだと思います。エネルギーを分けて頂けるのが嬉しくて、僕は毎年こうしてお訪ねしているのだと思います。
ギャラリーを出てからは心斎橋アップルストアを覗き、神座のラーメンと道頓堀スタバ(本とコーヒーの美味しいコラボショップ)でおしゃべりをした後、最近プランの全体が完成した難波パークスを見て歩き、少し疲れを感じつつ帰途に付きました。

「程一彦山水画展」in ルパルク

2007-04-26 00:46:52 | 千里山ギャラリー
台湾料理リュータンの2代目オーナーシェフの程一彦さんは、和・洋・中の幅広い料理に精通し、テレビや雑誌などの分かりやすい料理法紹介で、全国的に人気の高い料理人ですが、その実は関西学院軽音楽部出身のジャズボーカリストとして、各地でライブ活動もを精力的に行われています。来る6月10日(日)には、リーガロイヤルホテル京都での中国料理&ジャズライブも予定されており、多彩な才能をコラボレーションさせた、楽しく上質のエンターテイメントが見られそうです。
さて、そのマルチな程さんのもう一つの顔として、水墨画アーティストとしての作品が、千里山東の画廊喫茶ル・パルクで展示販売されています。殆ど同じ構図の山水を描いた作品は、まるで一つの料理の奥深さを追求する料理人の手業を彷彿とさせます。
これらの絵柄を付けた陶芸の展示も行われ、色とりどりの中華料理を盛りつけるに相応しい、白地に藍色の優しく爽やかな作品に仕上がっています。
気持ちの良い春の午後などに、シフォンケーキと紅茶などを楽しみながら、大らかな山水画の世界に暫し浸ってみるのも素敵ですよ!!

「小森愼三」展

2007-04-05 00:08:53 | 千里山ギャラリー
千里山高塚にあるフラワーアレンジメントの「ナチュラルアート」で、月曜日から開催されていた「小森愼三」展を覗いてきました。ご本人を紹介して頂けるということでしたが、あいにくの急用で出掛けられたので、お会いすることはできませんでした。
ペン画を素にして水彩で着色が施された、明るいタッチの作品が数多く壁面を飾っています。入って右壁面にはポルトガルの風景が、建物や石畳の街路・里山や港湾といったモチーフで、和紙に淡色を滲ませて描かれています。ポルトガルの風物は氏の一つのテーマであり、生活の歴史に培われた懐かしくも美しい佇まいへの愛情が、作品を通して伝わって来ました。今年の1月には東京のポルトガル大使館で、個展も開催され好評を博したとお聞きしました。
対面には郡上八幡の鄙びた街並みや自然のスケッチが、ところ狭しと架けられています。その街もやはり歴史が創り出した個性的な生活文化に彩られています。
その他ポストカード大のスケッチも数多く展示されていましたが、中でも佐井寺の旧家や棚田などを描き、本として綴られたものに興味を惹かれました。出版をお考えと推察しましたが、ぜひ千里山の風景もお描き頂き、「千里山.NET」でのバーチャルBOOK化もお願いできればと思います!!

サウダーデ―ぽるとがる

新風舎

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「池田げんえいの世界」展

2007-03-19 01:32:54 | 千里山ギャラリー
昨年の「千里ニュータウン展」の総合プロデュースに携われた明石尚武さんに、先日画廊喫茶「ル・パルク」のオーナー三原さんから紹介して頂きました。僕は全く気付かなかったのですが、明石さんが僕のことを憶えていて下さったのです。吹田市の新年会でお会いした折りに名刺を交換し、その時の僕の名刺が特徴があり記憶して頂いていたということでした。デザインに対してさり気ない褒め言葉としてとても嬉しいものでした。
明石さんは渡辺プロダクションでザ・ピーナッツのマネージャーとして活躍後、イベント・プロデューサーとして多くの仕事をされてきた方で、業界を問わずにその人脈の広さは相当なものです。以前ネットで千里関連の人を検索していて、たまたま面白い文章だなと思い、読ませて頂いていたのですが、今思えばそれはエッセイストでもある明石さんの書かれたものだっと思います。何かご縁を感じました。
さて、その明石さんが紹介をされて、画廊喫茶「ル・パルク」で「池田げんえいの世界」展が開催されています。池田げんえいさんはイラストレーターや童話作家として活躍され、どんと(カイロ)のイラストでも一般に良く知られています。貼り絵と筆描きのコラージュ的な手法で、独特の懐かしく温かい世界を描き出しています。

3月30日(土)11時~18時(日・祝日はお休み)まで開催していますので、よろしくお願いします。
お問い合わせ: 06-6387-9499 ( 画廊喫茶「ルパルク」)